8931008Media and Culture Studies

Numbering Code G-LET37 68931 LJ36 Year/Term 2021 ・ Intensive, First semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name MORISHITA HIROSHI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 現代日本では、マンガやアニメ、ヒーロー番組といった「オタク文化」を、多くの人びとが政治や社会から切れたものとして受容している。そのような領域がいかにして形成されたのかを、『ゴジラ』(1954年)をはじめとする特撮映画作品群と、それらの映画の受容から考えていく。特撮映画こそは、文学者・文芸評論家からSF作家、いわゆる「オタク第一世代」に至るまでさまざまな層の注目を集めたジャンルであり、その受容からは、戦後日本における批評のモードの変化をある程度見て取ることができるだろう。
なお、授業内では、実際に映像作品を視聴した上で議論を行っていく。小説作品や批評・論考を事前に読んでもらった上で授業に臨むことを求める場合もある。積極的な授業参加を望みたい。
Course Goals ・特撮映画ジャンルの歴史を学び、ポピュラー・カルチャーを研究する上での基礎知識を獲得する。
・ポピュラー・カルチャー批評の流れを学び、自分なりの視点で作品や文化現象を語れるようになる。
・ポピュラー・カルチャー作品と社会との関わりを理解し、自分自身の文化との関わり方を見直すことで、文化への感受性を高めていく。
Schedule and Contents 第1回 ガイダンス:TV以前と以後
第2回~3回 戦後日本におけるSFジャンルの定着:TVメディアとの関係から
第4回~第7回 「空想科学映画」という価値観:『ゴジラ』(1954年)・『空の大怪獣 ラドン』(1956年)
第8回~第11回 文学者・文芸評論家と特撮映画:『地球防衛軍』(1957年)・『モスラ』(1961年)
第12回~第14回 SFから「オタク」へ:キャラクター消費という問題
第15回 まとめ
※開講日時については、5月中にKULASISを通して連絡する予定である。
Evaluation Methods and Policy 授業への積極的な参加(30%)およびレポート(70%)により評価する。
なお、6回以上欠席したものには単位を与えないので、注意すること。もちろん、すべての授業に出席することが望ましいのはいうまでもない。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) シラバスに記してある特撮映画作品について、スタッフやあらすじなど基本的な情報を把握しておくこと。また、『ゴジラ』(1954年)については膨大な数の批評・論考が書かれているので、ひとつだけでもそれに触れ、この映画がどのように論じられているのかを自分なりに考えておくことが望ましい。
それ以外の予習・復習については、授業中に別途指示する。
Textbooks Textbooks/References 授業レジュメを配布する。
References, etc. 怪獣から読む戦後ポピュラー・カルチャー 特撮映画・SFジャンル形成史, 森下達, (青弓社、2016年), ISBN:978-4-7872-7392-5, 授業者自身の著作であり、授業内容と密接に関連する。
Related URL 上記書籍の情報が記載されている出版社のHP。
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