Numbering Code	G-INF03 63353 LJ55	Year/Term	2022 ・ Second semester
Number of Credits	2	Course Type	Lecture
Target Year		Target Student
Language	Japanese	Day/Period	Mon.3
Instructor name	KIGAMI JIYUN (Graduate School of Informatics Professor) SHIRAISHI DAISUKE (Graduate School of Informatics Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course	離散調和解析をベースとした、ランダムウォークの基本理論を講じる。中心極限定理を復習した後、局所中心極限定理を証明する。その後、グリーン関数やハルナック不等式等の調和解析で現れる基本事項とランダムウォークとの関係を概説する。その応用として、capacityを用いた調和測度の解析にも触れる予定である。時間に余裕があれば、diffusion limited aggregation (DLA)の話もしたい。
Course Goals	ランダムウォークの基本事項に親しみを持って学修し、その内容を正確に理解することが目標となる。
Schedule and Contents	上記の目的に沿って、下記の概念について順次、１５回の講義を行なう。。 ・局所中心極限定理 ・離散調和関数 ・グリーン関数 ・ハルナック不等式 ・調和測度 ・Capacity ・Diffusion limited aggregation (DLA) 履修者の理解度、あるいは興味を考慮して、その一部を変更することがある。
Evaluation Methods and Policy	到達目標に対する達成度の評価によるものとし、その詳細は授業中に説明する。
Course Requirements	測度論を用いた確率論を理解していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review)	講義の指示に従って、予復習をしっかり行うことが必要である。