物質物性相関論演習1B
Numbering Code | G-HUM36 5N040 SJ57 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.2 |
Instructor name | TAKAGI NORIAKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 固体表面や固体表面に接合した原子・分子やナノ構造体などの低次元物質の構造、電子状態、物性およびそれらを観測する測定手法について基礎知識を習得する。 | ||
Course Goals | 固体表面や低次元物質に基礎知識や測定手法と解析方法に習熟、最先端の研究動向の把握、先行研究に対する批判精神をベースに新奇な研究対象を探索しアプローチする能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
固体表面や固体表面に接合した原子・分子やナノ構造体などの低次元物質の構造、電子状態、物性を理解するために基礎となる超高真空技術や表面構造及び電子状態の解析手法を用いた演習・実験を行う。具体的には、 (1)超高真空排気実習(4-5週) 超高真空排気システムを使い、大気圧から10^-9パスカル程度の超高真空を実現する。 超高真空におけるガス分析、リークチェックなどの基礎技術を習得する。 (2)表面構造解析(4-6週) 金属単結晶試料表面の清浄化と電子回折による表面構造解析を行う。 原子・分子吸着に伴う表面構造の変化などにも取り組む。 (3)原子層物質の合成と物性解析(5-6週) 試料表面に単原子層物質を合成し、その構造と電子状態を解析する。 |
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Evaluation Methods and Policy | レポートにより評価する(3回程度)。 | ||
Course Requirements | 低次元物質科学論1または2を履修していることが望ましい。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 文献等を予め収集し、その内容を理解するとともに基礎事項を予習し、実験計画を立案すること。 |