物質物性相関論演習4A
Numbering Code | G-HUM36 5N047 SJ57 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.1 |
Instructor name | KINOSHITA TOSHIYA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 光・物質相関論1で扱った内容をより実験的、実践的観点から理解を深める。レーザー冷却、トラッピングのメカニズムやボース・アインシュタイン凝縮の生成法など、冷却原子気体の実験の基礎を理解するための演習を行う。関連する重要な原著論文の精読を行う。 | ||
Course Goals |
レーザー冷却・トラッピングを行ううえで必要となる基礎的な知識を理解する。 これまでの研究経緯を把握し、さらに今後の研究展開を自分で考えられるようにする。 |
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Schedule and Contents |
レーザー冷却・トラッピングに関するテキストを輪読し冷却原子気体の実験研究に必要な基礎を構築する。その後、これまでの研究で重要なステップとなった実験例や最新の実験技術に関する原著論文を選んで精読し理解を深める。扱うテーマとしては、 1)各種のレーザー冷却法 2)磁気光学トラップ 3)光双極子トラップ 4)蒸発冷却とその応用 5)量子気体顕微鏡 各項目、2~3週かけて進める。 |
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Evaluation Methods and Policy | 毎回の出席、発表内容、積極的な参加姿勢など平常点による評価 | ||
Course Requirements | 電磁気学、量子力学、統計物理学などを理解していること。光・物質相関論1の内容についても知っていることが望ましい。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 演習で使う論文などは必ず読んで予習すること。また、学んだことをもとに自学することを薦める。 | ||
References, etc. |
Laser Cooling and Trapping, H. J. Metcalf and P. van der Straten, (Springer) Atomic Physics, C. J. Foot, (Oxford University Press) 他にも必要であれば適宜、紹介する。 |