共生社会環境論演習2A
Numbering Code | G-HUM36 5K018 SJ43 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.5 | |
Instructor name | ASANO KOUTA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 人間と環境の係わりを実証的に考察するための研究手法を習得することを目的として演習を行う。とりわけ、環境に対する主体の選好の評価などに注目する。 | |||
Course Goals | 実証的な環境経済学に関する正確で幅広い知識を獲得するとともに、環境関連データを自分の力で解析し、新たな因果関係を見つけ出し、革新的な政策を立案できるような技術を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
本年度は環境評価に不可欠な計量経済学的手法を網羅した教科書を輪読する。輪読と問題演習は隔週ごとに行う。 第1回 イントロダクション 教科書の概要を説明する。参考文献などを紹介し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。また、 出席者の担当部分を決定する。 第2回~第14回 教科書の輪読 教科書を精読し、以下の内容について討論する。章の内容と担当者の習熟度によって進度は異なってくるため、毎回の予定を示すことはできないが、おおむね1回の授業で1章を読み進め、翌週演習を行うことになる。準備が十分でなかった部分については、補足調査を課す。 1.Introduction 2.Conditional Expectations and Related Concepts in Econometrics 3.Basic Asymptotic Theory 4.The Single-Equation Linear Model and OLS Estimation 5.Instrumental Variables Estimation of Single-Equation Linear Models 6.Additional Single-Equation Topics 7.Estimating Systems of Equations by OLS and GLS 第15回 フィードバック 切りのよいところまで読了できなかった場合、この回を補充に充てることもある。 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 到達目標の達成度に基づき、各章の理解の程度及び問題演習の成果を平常点で評価する。 【評価方針】 到達目標について、人間・環境学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
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Course Requirements | 学部レベルの確率論と数理統計学を履修済みであること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 輪読に備えて教科書を事前に読んでおくことと問題演習の成果を説明できるようにしておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | Econometric Analysis of Cross Section and Panel Data, 2nd ed., Jeffrey Wooldridge, (The MIT Press), ISBN:978-0262232586 |