Study of the Leadership

Numbering Code P-GOV00 64A50 OJ45 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type lecture and seminar
Target Year 1st & 2nd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.5
Instructor name KAKINUMA HIDEKI (Part-time Lecturer)
WAKABAYASHI NAOKI (Graduate School of Management Professor)
Outline and Purpose of the Course 組織を成立・存続させ、さらに持続的な発展を遂げることを目指すとき、私たちは組織のリーダーやリーダーシップが果たす役割に対して大きな期待を寄せる。しかし他方で、リーダーやリーダーシップが上手く機能しない瞬間に立ち会い、これらが組織を上手く動かす万能薬ではないと痛感することもある。組織の成功と失敗の双方について、その要因をリーダーやリーダーシップに求めた経験を持つ人も多いのではないだろうか。
そこでこの授業では、リーダーシップを多面的に捉えなおすことに加えて、組織やそこに属する個人を動かすための諸相(の一部)にも目を向ける。これらの理解を通して、組織においてリーダーシップをどのように発揮していくのか、また自身のリーダーシップをどのように開発していくのかについて考えてもらいたい。
Course Goals リーダーシップの基本的な考え方の体系を説明できる。
リーダーとフォロワーの相互関係を踏まえながら、効果的なリーダーシップスタイルとは何かを説明できる。
リーダーシップの発揮にかかわる諸要素について、多面的に考えることができる。
Schedule and Contents 各トピックについて、理論の解説と関連事例の紹介を組み合わせた講義形式を中心に進める。授業回によって、受講者間でのディスカッションやグループワークを行うこともあるので、積極的な参加を期待する。なお、以下は大まかな計画であり、受講者の関心などに応じて順番やトピックを変更する場合がある。

Part 1:リーダーシップの理論と実践の理解
1. リーダーシップ論で学ぶことの全体像、2. リーダーシップの定義とその目的、3. リーダーシップの資質論、行動論、4. リーダーシップの状況適応論、5. 変革型リーダーシップ、6. サーバント・リーダーシップ、7. フォロワー主体のリーダーシップ論、8. リーダーシップの現代的トピック、9. リーダーシップ開発論

Part 2:組織マネジメントにかかわる周辺的議論と全体総括
10. フォロワーシップ論、11. チーム・集団のマネジメント、12. 文化とコミュニケーション、13. コンフリクト・マネジメント、14. 個人のマネジメント、15. 全体のまとめと補足解説
Evaluation Methods and Policy ①授業への参加、討議への貢献 10%
②小テスト       30%
③中間レポート(複数回) 30%
④期末レポート     30%
なお、出席率が8割を切る者、および期末レポートを提出しない者は、不合格となる。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業前には、事前配布される講義資料を確認して、各回の全体像を押さえておくこと。必要に応じて、案内される関連文献やWebサイトなどで理解を深めておくこと。授業後には、各回の内容に関する理解を深めるだけでなく、前後の授業回や、他の授業で学んだ理論やケースとの関連性についても考えること。合わせて、自身や他者のリーダーシップについて、学んだ内容を踏まえて考えること。
Textbooks Textbooks/References 講義資料は、KULASISおよびPandAにてPDFで事前配布する。印刷物での当日配付は行わないので注意すること。
References, etc. これからのリーダーシップ:基本・最新理論から実践事例まで, 堀尾志保・舘野泰一, (日本能率協会マネジメントセンター, 2020), ISBN:9784820727842
ゼロから考えるリーダーシップ, 髙橋潔, (東洋経済新報社, 2021), ISBN:9784492522332
このほかの関連文献は、授業内で適宜紹介する。
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