Econometrics 2
Numbering Code | U-ECON00 20209 LJ43 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.3 | |
Instructor name | ADACHI TAKANORI (Graduate School of Management Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 「計量経済学1」の内容を前提として、各種の実証分析に有用な応用的・発展的な手法について学んでゆく。より具体的には、パネルデータ分析、制限従属変数モデル、時系列モデル、トレンド分析、ヴェクトル自己回帰(VAR)モデルなどである。 | |||
Course Goals | 計量経済分析で用いられている各種の手法を広く概観することによって、各人が関心を持つ問題に関して実証分析を行おうとする際、パネルデータや時系列データの別など、利用可能なデータの種類を踏まえながら、どのような分析手法を用いることが適切なのかを判断できるようになることを目的とする。 | |||
Schedule and Contents |
おおむね、以下のように進行する予定である。 1. パネルデータ分析(1) 2. パネルデータ分析(2) 3. パネルデータ分析(3) 4. 制限従属変数モデル(1) 5. 制限従属変数モデル(2) 6. 制限従属変数モデル(3) 7. 系列相関と時系列モデル(1) 8. 系列相関と時系列モデル(2) 9. 系列相関と時系列モデル(3) 10. トレンドと構造変化(1) 11. トレンドと構造変化(2) 12. トレンドと構造変化(3) 13. VARモデル(1) 14. VARモデル(2) 15. VARモデル(3) |
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Evaluation Methods and Policy | 期末試験(70~80%)と宿題(2、3回程度、20~30%)で評価する。この総合点が極めて低いと判断される受講者は不合格とされる。合格者に対する成績評価(A+, A, B, C, D)については、必要に応じた調整に基づく相対評価を基本とする。なお、宿題は、データを用いた簡単な実習が出題されることが予定されているが、詳細については初回以降に追って指示する。 | |||
Course Requirements | 「計量経済学1」(昨年度までは「計量経済学」)を既に履修済、あるいは現在履修中であること(前者の方が望ましい)。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 各自のペースで、随時、予習・復習を行うことで、理解を着実なものとされたい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
計量経済学, 西山慶彦・新谷元嗣・川口大司・奥井亮, (有斐閣、2019年), ISBN: 9784641053854
講義は、基本的にはこの教科書によって進め、適宜、板書・スライドで補う予定。 |
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References, etc. |
実証のための計量時系列分析, エンダース、ウォルター(新谷元嗣・藪友良訳), (有斐閣、2019年), ISBN:9784641165489
今後、本講義の内容に関わる発展的な内容に関する勉強を行っていきたい場合には有益な上級教科書。 |