International Rural Development Seminar I
Numbering Code | U-AGR04 3D336 SJ82 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 3rd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.1・2 | |
Instructor name |
ASAMI ATSUYUKI (Graduate School of Agriculture Professor) NAKADA YOSHIAKI (Graduate School of Agriculture Assistant Professor) MIURA KEN (Graduate School of Agriculture Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
発展途上国や日本の農村発展について学習し、これにかかわる卒業論文を作成するには、農業経済学や開発経済学の習得が不可欠であり、これらの基礎となるミクロ経済学と計量経済学を理解しておく必要がある。ミクロ経済学では、特に消費・生産を中心にして教科書を輪読し、演習問題を解いてみる。そして両理論を組み合わせたハウスホールドモデルを理解する。計量経済学では、マイクロデータに応用できる手法として、重回帰分析や仮説検定を中心に議論することで理論的背景への理解を深めるとともに、R/STATA演習やGIS演習を通じてデータ構築および計量分析を経験することで、実証分析を行う能力を養う。また随時、農村発展問題のトピックスを学ぶ。教授、また教授の指定する教員がこれらを担当する。 |
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Course Goals | ミクロ経済学のうち、特に農業経済学の理解に必要な消費、生産の理論を中心に習得する。また実証論文の定式化やStataを用いた手法を学び、実推計結果を解釈する能力を身につける | |||
Schedule and Contents |
ミクロ経済学 1,2 消費者行動 効用関数、需要、双対性 3 消費者行動の演習問題 4,5 企業行動 生産技術と費用、費用関数と利潤関数 6,7 ハウスホールドモデルなどミクロ経済学の応用 計量経済学 8 変数や関係性をどう描写するか? 9 識別とCausal diagrams 10 R/Stata演習 11 OLS(重回帰分析) 12 OLS(仮説検定) 13 R as GIS for Mapping 14 開発経済学における実証 15 フィードバック 当該科目のPandaに詳しい授業計画を記載する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 評価基準及び方針については、当該年度の農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。出席ならびにゼミでの発表(60%)、問題演習の解答(20%)、推計結果の提出(20%)によって評価する。 | |||
Course Requirements | 入門的なミクロ経済学を受講していること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 参加者全員が、2~3時間費やし予習をしてくること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
ミクロ経済学, 武隈愼一, (新世社), ISBN:88384-004-2, 特に第2章、第3章を中心に読む。 開発経済学 貧困削減へのアプローチ, 黒崎 卓・山形辰史, (日本評論社), ISBN:978-4-535-55853-3 計量経済学, 西山 慶彦,新谷 元嗣,川口 大司,奥井 亮, (有斐閣), ISBN:978-4-641-05385-4 The Effect, Nick Huntington-Klein, (Routledge) |