Design of Machine Element

Numbering Code U-AGR03 3C149 LJ83 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name NOGUCHI RYOZO (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course 身の回りのあらゆる製品は,設計者の構想をもとに具体的な形として図面に表現して製作する.機械設計とは,図面に表現する前の,考えられたアイデアから製品の形を決定する段階で必要となる全ての情報について考えることである.本講義では,機械要素のうち特に代表的なものを対象として,寸法決定法や強度計算,選定方法などの学習を通して機械設計に必要な考え方および知識を習得する.
Course Goals 材料の降伏や破壊の意味が理解できる.各種機械要素の強度計算が理解できる.軸受の機構が理解できる.動力伝達軸の直径を設計できる.歯車伝動,ベルト伝動,チェーン伝動などの機構が理解でき,必要な動力計算や部品選定ができる.ブレーキやクラッチの機構が理解できる.ばねの設計方法が理解できる.
Schedule and Contents 以下のような課題について,1課題あたり1~2週の授業をする予定である.なお,理解度に応じて一部内容を変更することもある.

1. 機械設計の基礎[1回](標準規格,材料,材料力学,許容応力と安全率)
2. ねじの設計[1回](ねじ, ボルト, ナット)
3. キー・ピン・止め輪の設計[1回](キーの計算,スプライン,セレーション,ピン,止め輪)
4. 軸,軸継手およびクラッチの設計[2回](軸,軸継手,クラッチ)
5. 軸受の設計[2回](軸受の種類; 選定)
6. 歯車の設計[2回](歯車の種類, 計算,強度)
7. 巻掛け伝動装置の設計[2回](平ベルト,Vベルト,歯付きベルト,ローラチェーン伝動)
8. ブレーキの設計[1回](ブレーキの種類,ブレーキ容量)
9. ばねの設計[1回](ばね材料,ばねの種類,計算)
10. 溶接およびリベット継手の設計[1回](溶接の種類,溶接継手,リベット継手,リベット強度)
11. フィードバック(レポート返却と解説)[1回]
<<期末試験>>
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】
各課題における小テスト(課題)の合計50点,期末試験50点の合計100点満点により評価する.
【評価基準】
評価基準及び方針については,当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による.
Course Requirements 地域環境工学科2回生配当科目の応用力学と材料力学を受講していること.
Study outside of Class (preparation and review) 講義予定表をもとに教科書ならびに事前配布資料による予習,また講義後の復習を行なうこと.
Textbooks Textbooks/References 機械設計入門 第4版, 大西 清, (オーム社), ISBN:978-4-274-21808-8
PAGE TOP