Ecology and conservation of forest wildlife

Numbering Code U-AGR05 3E125 LJ80 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.1
Instructor name TAKAYANAGI ATSUSHI (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 日本において野生動物の多くは森林に生息しており、森林が現代社会おいて重要な資源であるのと同様、野生動物も社会の中でその重要性を増している。野生動物の保全は、人間社会を保ちつつ種の絶滅を防いで高い生物多様性を保つことをめざしている。そのうち、野生動物の健全な個体群を保ちながら、野生動物による被害を極力小さくすることを目的とする分野として野生動物保護管理がある。高い生物多様性を保つことと高い生活水準の追求には背反的側面があり、いかにバランスよく両者を実現するかが重要な課題である。本講義では、日本における大型哺乳類による被害の問題を主な題材とし、野生動物保護管理を中心とした野生動物の保全問題の背景、解決のための科学的なアプローチについて解説する。野生動物の生態や森林との関係とともに被害の発生プロセスについての自然科学的な側面を理解し、一方で被害問題の背景にある社会科学的な要因についても学び、問題解決へのアプローチを探る。それらを通じて生態系サービスと野生動物との関係について理解する。講義では、野生動物の生態に関係する基本的事項と保全の概念など理念的側面、保全生物学や動物生態学を中心とした自然科学的側面、森林の保全や生物資源の管理に関する社会情勢や法・制度などの社会科学的側面について触れる。
Course Goals ・野生動物の生態について、生息環境との関係を含め理解する
・野生動物を保全するには、自然科学的理解と社会や制度に関する理解の双方が
 不可欠であることを理解する。
・野生生物の保全に関して、自ら見いだしたトピックについて、
 その内容を整理し、自分の意見をまとめてレポートとする技能を磨く
Schedule and Contents 第1講    森林動物学・野生動物保全学への導入
第2・3講  生物多様性の保全に関する講義
第4・5講  外来生物問題に関する講義
第6~10講  日本に生息する偶蹄目の生態と被害問題・保全問題に関する講義
第11~13講  偶蹄目以外の野生動物の生態と被害問題・保全問題に関する講義
第 14 講  野生動物と人間との社会的な関わりに関する講義
第 15 講  フィードバック
以上は進行の目安であり、進捗状況などによって変更する。

なお、講義の終わりまたはに質問を受けるか、出席カードの内容に答える形式で行う。
Evaluation Methods and Policy 期末試験と1回の課題レポート提出の成績で評価する。
対面の講義ができないときは試験は実施せず、講義ごとのレポートを試験の代わりとする
試験(または講義レポート)と課題レポートの評価の比率は7対3~5対5である。
評価に当たっては出席状況も考慮する。
出席は、学生証を用いた認証による記録を基本とする。
評価方法については最初の講義で説明する。
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 講義で出てきた用語について再確認する
講義で示されたテーマについて自分なりの意見を考えてみる
現在起きている野生動物問題を、テレビや新聞などから積極的に見つけ出し、その問題について、講義内容を参考にしながら自分の意見を構築する
References, etc. 毎回、講義の時に資料を配付する。
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