欧米経済史
第14回 プラザ合意とマクロ政策協調 坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
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- 第1回
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/10/02 51:02 日本語
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- 第2回 本講義の課題と視角ー帝国と覇権
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/10/09 59:38 日本語
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- 第3回 パクス・ブリタニカの構造
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/10/16 52:48 日本語
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- 第4回 国際金本位制
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/10/23 53:08 日本語
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- 第6回 大恐慌
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/11/06 58:04 日本語
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- 第7回 イギリス宥和政策とスターリング・ブロック
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/11/13 54:48 日本語
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- 第8回 ナチス経済体制
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/11/20 14:00 日本語
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- 第9回 ニューディール経済
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/11/27 1:06:27 日本語
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- 第10回 ブレトン・ウッズ協定
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/12/11 46:26 日本語
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- 第11回 ブレトン・ウッズ構想の試練
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/12/18 33:02 日本語
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- 第12回 ブレトン・ウッズ構想の試練(続)マーシャル・プラン
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2012/12/25 19:34 日本語
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- 第13回 ニクソン・ショック
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2013/01/08 48:57 日本語
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- 第14回 プラザ合意とマクロ政策協調
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坂出 健(京都大学大学院経済学研究科)
2013/01/22 45:13 日本語
講義詳細
- 年度・期
- 2012年度・後期
- 開講部局名
- 経済学部
- 使用言語
- 日本語
- 教員/講師名
- 坂出 健(経済学研究科)
シラバス
開講年度・開講期 | 2012・後期 | 授業形態 | 講義 |
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対象学生 | 2 - 4回生 | 曜時限 | 火3 |
教員 | 坂出 健(経済学研究科) |
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授業の概要・目的 | 本講義は、19 世紀中葉から第一次大戦にかけてのパクス・ブリタニカから、第二次大戦後のパクス・アメリカーナへ国際経済の構造がどのように転換していったか、イギリス・アメリカ・ドイツを中心に、解説します。講義においては、第一次大戦から第二次大戦後にかけてのイギリスからアメリカへの経済的リーダーシップの移行過程について、各画期における米欧各国の政策担当者が直面した経済政策上のさまざまな問題とその克服過程に着目しつつ、考察します。また、戦間期(第一次大戦から第二次大戦にかけて)における米欧の政策協調はなぜ失敗したのか、第二次大戦中にアメリカが構想した国際経済秩序はどのようなものであるか、また、それがどのような問題を抱えいつどのように確立されたのか、などの問題に取り組み、1970 年代以降定例化した米欧日の経済サミットとその政策協調のフレームワークが如何なる史的プロセスを経て形成されたか検討を加えます。 |
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授業計画と内容 | 1)本講義の課題と視角-①覇権と帝国②イギリス帝国③パクス・アメリカーナと覇権安定論④グローバル・インバランス 2)パクス・ブリタニカの構造-①重商主義体制②自由貿易政策③チェンバレン・キャンペーン 3)国際金本位制-①多角的貿易・決済システム②国際金本位制③インド-王冠の宝石 4)ドーズ案-①戦債・賠償問題②ハイパーインフレーション③ドーズ案 5)大恐慌-①大恐慌をどうとらえるか?②国際金融恐慌から大恐慌へ③対抗的為替政策 6)イギリス宥和政策とスターリング圏-①世界経済の解体②スターリング圏の形成③宥和政策の経済的基礎 7)ナチス経済体制-①ワイマール体制の破綻②ナチス経済体制 8)ニューディール経済-①アメリカの債権国化②ニューディール政策③孤立主義外交 9)ブレトンウッズ協定-①武器貸与法②ブレトンウッズ協定 10)ブレトンウッズ構想の試練-①ブレトンウッズ構想実現の試み②ブレトンウッズ構想の破綻 11)マーシャル・プラン-①ドイツ戦後処理問題②シューマン・プラン 12)欧州決済同盟-①第二次ポンド危機②欧州決済同盟③欧州通貨交換性回復過程 13)ニクソン・ショック-①ドル危機の構図②英帝国の終焉とスターリング圏③ニクソン・ショック 14)変動相場制-①1970年代の経常収支不均衡②ドル本位制の基本構造 15)プラザ合意-①レーガノミックス②プラザ合意とマクロ政策協調 |
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成績評価の方法・観点 | 期末試験 |
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教科書・参考書等 | 電子媒体でプリントを事前に配信することを基本とする。プリントを配布することもある。 |