グローバル教育展開オフィス オンラインセミナー:「教育輸出の倫理的・政治的課題:日本とフィンランドの比較から」

開会(日本語同時通訳音声) 西村サヒ教(フィンランド タンペレ大学教育文化学部 博士課程在籍研究員)、Nelli Piattoeva(フィンランド タンペレ大学教育文化学部 准教授)

今日、多くの先進国が教育輸出を国内経済成長やソフトパワー外交の手段として位置づけている。教育輸出事業は、各国の政治・経済制度・歴史的文脈をうけてどのように形成され、どのような特徴を有しているのだろうか。また、教育を商品として、または開発援助の手段として輸出することに関しては、どのような政治的・倫理的課題が存在するのだろうか。フィンランドでは「koulutusvienti(教育の輸出)」日本では「Edu-Port」の名のもと、国家主導のプロジェクトとして、「フィンランド型教育」や「日本式教育」が積極的に海外展開されている。本セミナーでは、両国の事例を比較考察することで、教育輸出と国際教育協力の課題と可能性について議論する。

講義詳細

年度
2021年度
開催日
2022年2月16日
開講部局名
教育学研究科
使用言語
日本語, 英語
教員/講師名
高山敬太(京都大学大学院教育学研究科グローバル教育展開オフィス 教授)
興津妙子(大妻女子大学文学部 コミュニケーション文化学科 教授)
Henna Juusola(タンペレ大学経営学部 博士研究員)
Kimmo Kuortti(タンペレ大学教育文化学部 博士課程在籍研究員)
開催場所
Zoom開催
備考
京都大学大学院教育学研究科グローバル教育展開オフィス、タンペレ大学教育文化学部 EDUKNOW / TRANSIT 教育センター共同開催
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