【オンライン公開講義】”立ち止まって、考える” シーズン2「コロナ禍における外国人住民と質的調査」
第2回 コロナ禍における外国人住民と質的調査(2) 安里 和晃(文学研究科 准教授)
新型コロナ感染症による経済的影響は国籍、雇用形態、在留資格、職種、年齢、ジェンダーによって大きく異なる。もともと正規職員の割合が低い外国人住民にとっては、経済的な影響が強いが、特に女性はパートで生計を立てている割合が高いため、影響は甚大である。脆弱なる者はより脆弱になる傾向が明快である。
調査はNPOフードバンクと連携して互恵的な対面調査を実施した。その過程において行政手続き支援も行った。また、非正規滞在者(不法滞在者)に対する支援も実施した。後半はコロナ禍における互恵性にもとづく調査、擁護、政策提言といった質的調査のコミットメントについて論じる。
オリジナルのコンテンツは、人社未来形発信ユニットのウェブサイトでご覧いただけます。
https://ukihss.cpier.kyoto-u.ac.jp/2313/
講義詳細
- 年度
- 2020年度
- 開催日
- 2021年2月07日 から 2月14日
- 開講部局名
- その他
- 使用言語
- 日本語
- 教員/講師名
- 安里 和晃(文学研究科 准教授)
関連講義
公開講義
第17回 京都大学附置研究所・センターシンポジウム 京都大学松山講演会 京都からの挑戦 -地球社会の調和ある共存に向けて-「パラダイムシフト -新しい世界を創る京大」
宮内 雄平, 小坂田 ゆかり, 緒方 広明, 舘野 隆之輔, 内田 由紀子, 清水 延彦, 湊 長博, 時任 宣博, 渡辺 隆司
その他
2021年度
国際会議
The 5th Conference of the International Association for Japanese Philosophy “95 Years after the Birth of Nishida Philosophy-‘Basho’ as Symbiosis of Non-Human and Human”
その他
2021年度
公開講義
2021年度 京都大学新任教員教育セミナー
久家 慶子
その他
2021年度
その他
令和4年度 学部・大学院入学式
その他
2022年度