環境形成基礎論
第6回目
2-4 三圃式農業の土地制度
- 混在地制
圃場は3つに分けられている…耕圃
耕圃はさらに小さな区画に分けられている…耕区
耕区もさらに細分化…地条
地条:短冊地とも呼ばれる…細長い形
有輪ゲルマン犁…重たい(牛4から8頭だて)
すき残し地→今日の農業にも当てはまる
単位:モルゲン、ターゲスベルク
- 耕作強制
→開放耕地制 (オープンフィールド・システム)
耕区や地条を仕切る固定的なものが存在しなかった
「むら」の取り決めにしたがい共同で耕耘・播種・収穫
「混在地制」「刈り跡放牧」によって自由な行動はできない
圃場は3つに分けられている
不自由な農民
- 共同土地利用
共同利用地で土地の共同利用が行われるだけではない
耕地もまた共同で利用されていた
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第6回目目次
第6回目表紙
作成日:2004年11月11日
修正日:2004年11月11日
制作者:柏 久