食料・環境政策学(武部 隆)

授業の概要目的
農業政策上の諸問題を対象に、海外の事例にも言及しながら、公共経済学および資源環境経済学の立場から、諸問題解決のための諸方策に関して講義し、農業政策の体系について理解を深める。

講義詳細

年度・期
2011年度・前期
開講部局名
地球環境学堂・地球環境学舎
教員/講師名
武部 隆

※オフィスアワーは指定しない。メールでアポをとることにより対応する。メールアドレスはtakebe@kais.kyoto-u.ac.jp。

シラバス

開講年度・開講期 2011年度前期 配当学年 3回生
対象学生 学部生 曜時限 金3
授業計画と内容
以下の課題について、1課題あたり1~3週の授業をする予定である。
1.農業本質論:農業の本質について、農業生産と農業経営の概念に基づき考察し、農業に対する理解を深める。
2.食料不足と食料問題:途上国の食料不足と世界の食料問題、ならびに日本の食料自給率について検討し、食料問題に対する理解を深める。
3.環境ガバナンス:環境と経済の関わりにおいて環境ガバナンスを捉え、環境ガバナンスの概念を明らかにするとともに、その主要な分析視角について考察する。
4.農地取得政策:日本の農地取得政策について、基本的な考え方を明らかにし、その展開過程に関して理解を深める。
5.農業法人政策:日本の農業法人政策について、制度の変遷を中心に考察を加え、農業法人に対する理解を深める。
6.農業担い手政策:戦後日本の農業担い手政策を明らかにし、近年の新しい展開についても考察を加える。
7.農業と環境政策:農業の多面的機能と農業の環境への負荷について議論し、農業・農村分野における環境政策について理解を深める。
成績評価の方法・観点
期末のテストの成績と出席日数を勘案して評価する。
教科書・参考書等
[教科書]
使用しない
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