京都大学OCWとは
京都大学オープンコースウェア(OCW: OpenCourseWare)では、本学でおこなっている授業や公開講義などの動画、講義資料、授業シラバスをデジタルコンテンツとして蓄積し、世界に向け広く公開しています。教育的利用を第一に社会と知識を共有する事を目的としています。学内外を問わず、京都大学OCWのウェブサイトにアクセスし、コンテンツをご覧いただけます。
学習・教育にもご活用ください。活用方法について詳しくは、利用者ガイドラインをご確認ください。
その他のお問い合わせはこちらへご連絡ください。
京都大学OCWを紹介しているチラシ・リーフレットは、こちらからご覧いただけます。
OCWとは
OCWは、MIT(マサチューセッツ工科大学)において、講義のシラバスや講義ノート、テストなどの教材を無償でインターネット上に公開するプロジェクトとして2001年に提唱され、2003年に世界に向けてサイトが公開されました。
日本の大学にもこのOCWの取り組みが紹介され、2005年、京都大学を含む6つの大学が同時にOCWの取り組みを開始しました。2006年、4つの高等教育機関が加わり日本オープンコースウェアコンソーシアム(現:オープンエデュケーション・ジャパン、通称 OE Japan)が創立され、組織間の交流をおこないながら国内におけるOCWの取り組みがじょじょに広がっていきました。詳しくはOE Japan WEBサイト Historyページをご参照ください。
国際的には200以上のOCW推進機関で構成される、Open Education Global(旧:国際オープンコースウェアコンソーシアム)が設立されており、OCWをはじめとする教育のオープン化を推進している大学や企業との交流がはかられています。
現在OCWの活動は、オープン教育資源(OER: Open Education Resources)の取り組みの一つとして再定義されています。OERとは、無償で利用でき、改変、再配布が可能なかたちで公開される教育リソースのことで、2019年11月に開催されたユネスコ第40回総会におい、その国際的な普及を促進するための勧告である「Recommendation on Open Educational Resources (OER)」が採択されました。
メディア掲載
メディア掲載一覧京大OCWの歴史
- 2005年5月京都大学OCW公開
- 2006年4月OCW国際会議(京都大学にて開催)
- 2006年7月OCWシンポジウム(京都大学にて開催)
- 2007年10月京都大学OCW総長懇談会
- 2008年4月京都大学OCWのYouTubeチャンネルを開設し、講義映像のYouTubeでの公開を始める。
- 2008年6月京都大学OCW総長懇談会
- 2010年6月OCWシンポジウム「オープンエデュケーション」(京都大学にて開催)
- 2011年11月京都大学OCWのiTunesUにチャンネルを開設し、講義映像の公開を始める。
- 2012年11月OCWシンポジウム「オープンな教育資源活用について」(京都大学にて開催)
- 2020年3月OE Japan 国際シンポジウム「世界と日本のオープンエデュケーション」開催
- 2021年4月京都大学OCWサイトリニューアル