国際共同シンポジウム 「教育研究の新たな展開」
挨拶 稲垣 恭子(京都大学教育学研究科副研究科長)
概要
近年、グローバル化の進展や高度情報化社会への移行、産業構造の変化などにより、教育をとりまく社会状況は大きく変化しており、それに伴って教育そのものが変容するとともに、そのあり方が問い直されています。
こうした情勢のもと、教育研究はその重要性をますます高め、教育機関や行政機関のみならず社会各界から様々な要請が寄せられると同時に、教育のあるべき姿について考えたり将来の方向性を示したりするための新たな視座が求められています。一方、脳科学や認知科学をはじめとする諸科学からは教育への新たなアプローチが提案されるようになっています。
本シンポジウムでは、このような現状認識をふまえて、「教育研究の新たな展開」について議論を深めたいと思います。本学の教育学研究科がこれまで国際共同研究や大学院生交換プログラムを進めてきた英国のUCL教育研究所と中国の北京師範大学教育学部から専門家をお招きし、同研究科の教員とともにそれぞれ講演いただきます。また、高見茂 教育学研究科長より、今後の同研究科の展望と将来像を提示します。
講義詳細
- 年度
- 2016年度
- 開催日
- 2016年12月09日
- 開講部局名
- 教育学研究科
- 使用言語
- 英語
- 教員/講師名
- 朱 旭東(北京師範大学教育学部長)
Paul Standish(UCL教育研究所教育哲学センター長)
齋藤 直子(京都大学教育学研究科准教授)
高見 茂(京都大学教育学研究科長)
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