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大気環境科学

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開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 修士
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金2
教員
  • 亀田 貴之(エネルギー科学研究科 教授)
授業の概要・目的 エネルギーの利用を始めとする人間活動に伴う地域規模、地球規模の大気環境問題の解決には、科学的な知見に基づいた政策や行動が必要である。本講義では、大気汚染物質の発生、輸送、反応、除去、大気環境への影響、汚染防止技術等の観点から、大気環境問題への適切な対応を判断する上で必要とされる基礎的知識を学ぶ。
到達目標 大気環境問題の現状と物理化学的現象のメカニズムを理解し、問題解決に必要な基礎的知見を習得する。
授業計画と内容 以下の課題について15週にわたって授業を実施するが、順序やテーマの回数を変更する場合がある。
1. 概説(1回):講義の目的と構成、成績評価の方法、エネルギーと環境の関わり等について解説する。
2.大気の物理(1回):大気大循環を含む大気の構造と安定度、大気の放射過程、大気拡散理論等について解説する。
3. エアロゾル(2回):エアロゾルとは何か、その物理、化学的特性、計測法、健康影響などについて解説する。   
4. 大気の化学(2回):大気中の主な均一及び不均一反応、2次粒子生成に関わる化学について解説する。
5. 地域規模大気環境問題 (3回):国内における大気環境基準とガス及び粒子状物質の汚染現況、排出インベントリ、汚染制御技術、大気汚染のシミュレーションについて解説する。  
6. 地球規模大気環境問題(5回):
  ①オゾン層破壊(1回)-オゾン層生成、フロンによる破壊のメカニズム、オゾンホール、極域の特性等について解説する。
  ②気候変動(1回)-地球温暖化温暖化の科学、経緯、影響等について粒子状物質(エアロゾル)に重点をおいて解説する。
  ③酸性雨(1回)-化石燃料の使用に伴う酸性化前駆物質の生成、酸性雨生成機構、影響、国際的取組みの状況等について解説する。 
  ④アジアにおける大気汚染(1回)-アジアにおける大気汚染の状況について解説する。
  ⑤越境大気汚染(1回)-大気汚染物質の越境輸送、輸送中の反応について解説する。
7. フィードバック(1回)
成績評価の方法・観点 【評価方法】
 レポート試験の成績(70点) 平常点評価(30点)
 平常点評価には、出席状況、授業ごとに課す演習の評価を含む。
 ・5回以上授業を欠席した場合には、単位を認めない。
履修要件 学部レベルの物理化学の知識があることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 講義スライドを事前にダウンロードして内容を把握しておくこと。演習問題は誤った箇所を復習しておくこと。
教科書
  • 講義スライドのダウンロード方法については講義時に指示する。