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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 7031019考古学(特殊講義)

7031019考古学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET27 67031 LJ38
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火2
教員
  • 向井 佑介(人文科学研究所 准教授)
授業の概要・目的 中国では新石器時代のうちに棺と槨が出現し、大型の墳丘墓が登場する。商(殷)代には大量の犠牲や青銅器の副葬をともなう巨大な王墓が出現し、周代には棺槨や副葬青銅器による墓の等級制度が整えられる。一方で、戦国時代の各地で発展した墳丘や地上施設をともなう大型墓は、秦の始皇帝陵や前漢皇帝陵に結実し、大規模な墳丘と陵園・墓園が建造される。この講義では、こうした中国古代墓制の展開をふまえつつ、漢代を中心とした時期の壁画や画像石、さまざまな副葬品について考古学的・図像学的に検討し、それをもとに古代中国の他界観や霊魂観をさぐることを目的とする。
到達目標 中国古代の墓制については、中国考古学の主要な研究テーマとして、長い研究の蓄積がある。さらに近年の中国における考古学的調査の急速な進展により、時代・地域ごとの調査と研究は大きく進んだ。ただ、他界観や霊魂観については、研究者ごとに見解が異なる部分があり、必ずしも議論が尽くされているとはいえない。この講義では、先行研究の議論をふまえ、考古資料・図像資料・文献史料を総合的に分析し、物質資料から形而上の観念へとせまる方法を学ぶことを目標とする。
授業計画と内容 ①古代中国の霊魂観
②棺と槨
③墳丘墓の出現
④王墓と犠牲
⑤墓と宗廟
⑥墓上建築の出現と展開
⑦秦始皇帝陵と兵馬俑坑
⑧前漢皇帝陵の調査
⑨海昏侯墓の発見
⑩海昏侯墓の構造
⑪海昏侯墓の副葬品
⑫昇仙の思想
⑬玉器の信仰
⑭後漢の墓と祠堂
⑮漢代の墓と他界観
成績評価の方法・観点 平常点20%と学期末レポート80%をあわせて評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 日頃から自身の専門以外のさまざまな学問分野に目を向けるとともに、学内外の博物館施設などを利用して積極的に実物資料を見学するよう努めること。
教科書
  • 毎回レジュメを配布する。