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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 6831009西南アジア史学(特殊講義)

6831009西南アジア史学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET25 66831 LJ38
開講年度・開講期 2020・前期集中
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 集中
教員
  • 近藤 信彰(非常勤講師)
授業の概要・目的  1501年にサファヴィー朝が成立して以降、イラン高原は隣接地域と異なった独自の歴史を歩むことになる。サファヴィー教団の宗教性、シャーのカリスマ性とキジルバシュの軍事力は王朝建設に貢献したが、時代が下るにつれこれらの要素は影響を失っていく。かわりに導入されたのが、12イマーム・シーア派であり、コーカサスやイラン高原から徴集された軍であった。
 本授業では、16世紀から19世紀のイランの歴史を、君主の正統性とイスラーム法の運用の側面から、理解することをめざす。この授業を学ぶことにより、近世・近代イラン史の独自性が明らかになるとともに、オスマン朝や中央アジアなど隣接地域との比較も可能となる。
到達目標 西南アジア史におけるイランの独自性と16~19世紀の西南アジア史全体の流れを、最新の研究に基づいて理解する。
授業計画と内容 基本的には以下の授業計画にしたがって進めていくが、内容や順序は固定したものではなく、担当者の方針と受講者の背景や理解に応じて担当者が適切に決める。

第1回 序論:より広いコンテキストを求めて
第2回 サファヴィー朝の成立(1)
第3回 サファヴィー朝の成立(2)
第4回 12イマーム・シーア派の導入(1)
第5回 12イマーム・シーア派の導入(2)
第6回 サファヴィー朝後期の政治・法秩序 (1)
第7回 サファヴィー朝後期の政治・法秩序 (2)
第8回 18世紀の争乱とシーア派の革新(1)
第9回 18世紀の争乱とシーア派の革新(2)
第10回 モジュタヘドとイラン社会(1)
第11回 モジュタヘドとイラン社会(2)
第12回 モジュタヘドとイラン社会(3)
第13回 君主の正義と近代化 (1)
第14回 君主の正義と近代化 (2) 
第15回 まとめ
成績評価の方法・観点 レポートにより評価する。なお、レポートの詳細については、最後の授業の際に説明する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業の中で紹介した参考文献を参照すること。
参考書等
  • Islamic Law and Society in Iran, Nobuaki Kondo, (Routledge), ISBN: ISBN:978-1138348189
  • Shadow of God and the Hidden Imam, Said Amir Arjomand, (Chicago University Press), ISBN: ISBN:978-0226027845
  • 世界の歴史〈15〉成熟のイスラーム社会, 永田雄三・羽田正, (中公文庫), ISBN: ISBN:978-4122050303