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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 6631019日本史学(特殊講義)

6631019日本史学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET23 66631 LJ38
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火1
教員
  • 小原 嘉記(非常勤講師)
授業の概要・目的 中世は荘園制を基盤にした社会が展開した時期である。荘園制的な統治体系の探究は、中世の政治・権力、流通・経済、村落・都市、一揆・身分制、宗教・文化などのいずれのテーマにも密接に関わってくる最重要の論点であるといえる。荘園制については、この20年ほどの間に「立荘論」と呼ばれる議論によってその成立史に関わる理解は格段に深化した。しかしその一方で、律令制的な統治技術がいかなる形で荘園制の形成に影響を与えたのかという点については、いまだ研究が不十分なままであり、中世成立期の在地や地域社会の問題を視野に入れた議論は長らくの間大きな進展はみられないのが現状である。そこで、本講義では中世成立期を中心にして、在地支配の人的基盤となる在地司の形成、荘園制的負担体系の形成に到るまでの税制の問題、地方社会における裁判・刑罰の実態などの諸問題について、史料に即して考究していく予定である。
到達目標 1 中世社会の成立について理解し、説明することができる。
2 歴史の方法論や的確な史料解釈の方法を学び、応用することができる。
3 文献史料を用いた歴史的思考法を学び、身に着けることができる。
4 考察したことを適切にまとめて、論理的に表現することができる。
授業計画と内容 1~3週 地域からみた中世社会の特質(尾張国の事例を通じて)
4~7週 臨時雑役をめぐる通説を再考する(年貢と公事の前史)
8~11週 在地司の系譜と展開(郡郷司・刀祢から荘公下職・古老へ)
12~15週 地方社会における裁判・刑罰(国司裁判から官使の下向へ)
成績評価の方法・観点 学期末レポート(100%)3000~4000字程度のレポートを提出してもらいます。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 必要な先行研究等は授業で紹介するので、予習・復習を行うこと。
参考書等
  • 必要な文献は授業中に適宜紹介する。