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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 6631017日本史学(特殊講義)

6631017日本史学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET23 66631 LJ38
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 木2
教員
  • 吉江 崇(人間・環境学研究科 准教授)
授業の概要・目的 日本古代における宮廷社会の特質について把握し、その様相や変遷がその後の歴史にどのような影響を与えたかについて理解することを目的とする。その際、宮廷社会の特質を考える上で重要ないくつかの現象を取り上げ、その内容を検証する。古記録や古文書などの諸史料を読解しながら、課題に取り組む。
到達目標 日本における古代史の様相について具体的な知識を獲得するとともに、その研究方法を習得することで、日本歴史の発展と内容について、自らの視点から考察・説明できるようになる。
授業計画と内容 日本古代の律令国家は、前代に存在した大王と諸氏族・人民との重層的な関係性を、律令法に依拠しながら合理化し、固定化した国家といえる。その頂点には官僚機構を介して国家統治を行う天皇が存在し、天皇の周辺には官僚機構と有機的に関係する宮廷社会が展開した。ここでは、日本古代の宮廷社会を特徴付ける氏族の様相について、平安時代以降の変容と「氏」から「家」への再編に焦点をあてながら検討する。はじめに、平安時代前期における氏族制原理の変容を、源氏・親王・文人貴族などを取り上げながら概観する。次いで、平安時代前期の変容を前提として、その後、いかにして中世的な「家」へ変容していくのかを検討する。
全15回の授業の進め方については、適宜、指示する。  

はじめに(第1回)
1 氏族制原理の変容(第2回~第7回)
 1-1 問題の所在―律令制の変質と氏族―
 1-2 賜姓源氏の登場と親王の変質
 1-3 院宮王臣家をめぐって 
 1-4 文人貴族の盛衰
 1-5 小 結
2 「氏」と「家」の再構成(第8回~第14回)
 2-1 問題の所在―「氏」の論理と「家」の論理―
 2-2 ミウチ制論の再検討
 2-3 氏と氏長者の継承
 2-4 家格の形成にみる中世的「家」の成立
 2-5 小 結
まとめ(第15回)
 ※フィードバックの方法は別途連絡する。
成績評価の方法・観点 授業時間内で実施する小テスト(10点×2回)と学期末に課す期末レポート(80点)の合計素点(100点満点)で成績評価する。小テストは、授業内容の理解度および史料の読解力の観点から評点し、期末レポートは、問題設定の仕方、実証性・論理性、結論の説得力などの観点から、到達目標に即して評点する。
履修要件 日本史に関する基礎知識があることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 授業前は、授業の進行を確認の上、授業内容を想定して予習を行い、授業後は、授業で配布したプリントをもとに、復習を行うこと。
教科書
  • 授業中にプリントを配布する。