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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5731012美学美術史学(特殊講義)

5731012美学美術史学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET09 65731 LJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 火3
教員
  • 岡田 暁生(人文科学研究所 教授)
授業の概要・目的 人間がどう時間を感じていたか ―― それは音楽の中に如実にあらわれる。この授業ではネウマ譜に代わって定量記譜法が登場した中世、小節線が引かれるようになったバロック、そして小節線のスクエアな時間からの解放を探究した20世紀を中心として、時間意識の変化としての西洋音楽史を辿る。
到達目標 音楽に限ることなく、人間のあらゆる営みを規定するものとしてのリズムにつき、受講者自身が思索を巡らせることを求める。
授業計画と内容 第一回から第三回:リズムとビートは違う(ウィーン古典派で確立された拍節リズム、ロマン派の時代に出てきた音楽の散文の概念、モダン・ジャズにおけるポリリズム、1970年代の西ドイツにおけるクラウトロックを検討する)
第四回~第六回:時間計測としての音楽史(ネウマ譜からの定量記譜法の誕生、小節線の誕生、拍節リズムの誕生を扱う)
第七回~第八回:時間を逆行させる夢(マショー、アルバン・ベルクと十二音技法、メシアンの逆行不能のリズムを扱う)
第九回~第十一回:シュトックハウゼンの音楽論(トータルセリーの危機、点の音楽、群の音楽、時間と空間の同一性を論じる)
第十二回~第十三回:クセナキスと確率論
第十四回~第十五回:ジョン・ケージ(プリペアドピアノにおける極度に管理された時間から4分33秒における無分節の時間への移行および近藤譲の「線の音楽」について)
成績評価の方法・観点 レポートによる。評価は到達目標の達成度に基く。独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。単なる既知情報のまとめではなく、各自の明快な問題意識およびその展開を最重視する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業中に言及した音楽についてYoutubeなどで適宜聴いておくこと。
教科書
  • 毎回レジメを配る予定。
参考書等
  • 恋愛哲学者モーツァルト, 岡田暁生, (新潮社),