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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5641005キリスト教学(演習)

5641005キリスト教学(演習)

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科目ナンバリング
  • G-LET08 75641 SJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 演習
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 金4
教員
  • 河崎 靖(人間・環境学研究科 教授)
授業の概要・目的 ボンヘッファーのドイツ語テキストを読みこなす。
1906年生まれのドイツ人牧師・キリスト者ボンヘッファーは、当時のドイツの教会の多くがナチスに協力したのに対して、ヒトラーに激しく抵抗運動を展開しました。彼は「汝殺すなかれ」を戒めとするキリスト者であり、かつ非暴力主義者ガンジーの影響も受けていました。時代の流れに逆らい、反ナチス運動で逮捕されてからも獄中から多くの書簡を書き、その言葉の数々は現代の私たちにも、良心に生きるとはいかなることかを問い続けています。彼の書いたテキストを原典で読んでいきます。
到達目標 ボンヘッファーは、1945年4月9日独裁者ヒトラーの暗殺計画に加担した容疑でナチスにより処刑されました。彼はヒトラーの危険を当初から見抜き、そのユダヤ人政策を批判し、最後には文字通り命を賭してナチスの暴走を止めようとしたのであります。ナチス以降もしくはホロコースト以降のドイツで、ボンヘッファーにキリスト者として生きる1つのモデルが求められているのも事実です。どのような論理・倫理でもって、キリスト者・牧師でありながら、暴力や殺人をも許容するヒトラー暗殺・クーデター計画に乗り出したのか、この問題を究めるため、その決定的瞬間にまで至るプロセスをボンヘッファー当人のテキストに則して検討します。
授業計画と内容 ボンヘッファーは現代的意味でもその存在が注目されているドイツの宗教者・神学者であります。彼を理解するため、次のような進行を予定しています。
第1回~第3回 ボンヘッファーのおいたち
第4回~第6回 カール・バルトとの関係
第7回~第9回 ニーメラーと告白教会
第10回~第12回 ボンヘッファーと「信仰告白」
第13回~第15回 ボンヘッファーの現代的意義
成績評価の方法・観点 主に出席・発表点に基づく。必要に応じて、試験・レポートを課す。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 こちらで用意するテキスト教材を、授業の前後(予習・復習)に確実に準備してもらう。
参考書等
  • ボンヘッファーを読む, 河崎 靖, (現代書館),