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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 5231004西洋哲学史(特殊講義)

5231004西洋哲学史(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET02 65231 LJ34
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 月3
教員
  • 中畑 正志(文学研究科 教授)
授業の概要・目的 アリストテレスが設定したエネルゲイア(活動・実現状態)/エンテレケイア(終極状態)とデュナミス(可能・力能)という対概念は、現在では「現実」と「可能」として日常的概念となっているが、アリストテレス自身にとってこれらとキーネーシス(運動変化)はアリストテレスの自然学や形而上学においてだけでなく、魂や生の理解においても基礎概念である。それだけに各概念の統一性と関係の理解は容易ではない。しかし他方で、古代後期、中世、近世の各時代の哲学者、そして現代のネオアリストテリアンにとっても、これらの概念はいぜんとして重要性を失っていない。哲学史と現代形而上学の動向にも目を配りつつ、これらの概念を基礎として世界と人間の生を理解するとはどのような意義をもちうるのかを考える。
到達目標 哲学の基礎概念の原型と歴史、そしてその現在を再検討することを通じて、歴史的視点と理論的視点から、哲学の基本問題を平明に考える力を養う。
授業計画と内容 基本的に以下のプランに従って講義を進める。ただし講義の進行や聴講者の理解などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。
第1回 案内
第2回 デュナミス、エネルゲイア、エンテレケイアの語彙史
第3回 デュナミス、エネルゲイア、エンテレケイアの概念的関係
第4回 古代後期、中世、近世における諸概念の受容と変容
第5回 現代形而上学における分析
第6回 ネオアリストテリズムにおける受容
第7回 ウーシアーとエネルゲイア
第8回 形相とエネルゲイア・エンテレケイア、素材とデュナミス
第9回 「形而上学」Θ巻早わかり
第10回 「形而上学」Θ巻第六章の諸問題
第11回 行為、活動、運動
第12回 魂とエネルゲイア・エンテレケイア
第13回 神と知性、閑暇と遊び
第14回 act, action, activity, actuality
第15回  まとめと展望
成績評価の方法・観点 レポート(詳細については授業で説明する)。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業内で事前に読むべき資料などを配付するので、予習しておくこと。