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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 文学研究科 日本語授業 1831005仏教学(特殊講義)

1831005仏教学(特殊講義)

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科目ナンバリング
  • G-LET14 61831 LJ36
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 特殊講義
対象学生 大学院生
使用言語 日本語
曜時限 木5
教員
  • 室寺 義仁(非常勤講師)
授業の概要・目的  ゴータマ・ブッダは、紀元前500年~300年頃の或る時期、ガンジス川の中流域を活動の中心地として、80年の生涯を送った人物であるが、ブッダの教えに始まる仏教の創始者となる。20代の終わり頃、ブッダは覚醒体験を経て、その数ヶ月後、自覚内容を言葉化したとき、有情/衆生の存在の中核には「苦」があること(「苦諦」)を宣言した。この真理内容は、「四諦」「五蘊」「縁起」の各説として今に伝わる。このブッダが、どのような瞑想実践をもって覚醒へと至り、いかなる智を獲得したのか、自ら語る言葉がパーリ語、そして、サンスクリットで伝わる。両伝承を比較検討しながら、サンスクリットで伝わる、ギルギット写本の『サンガベーダヴァストゥ』を精読することを通じて、ブッダが獲得した「智」の内実について考察する。
到達目標 サンクリット原典テキスト、並びに、チベット訳・漢訳の翻訳テキストに対する文献学的分析手法を習得すること。
授業計画と内容  基本的に下記の項目内容に沿った形で、まず、ブッダの瞑想「四禅」についての
仏教教義解釈の概要を講義し、次いで、講読対象テキストの精読へと進む。
1.「四禅」について
  (1) パーリ・ニカーヤに伝わる「四禅」と「四禅」への準備行為
  (2) 北伝のアビダルマ諸論書に伝わる「四禅」と「四禅」への準備行為
2.「仏智」について
  (3) 講読対象テキスト『サンガベーダヴァストゥ』の概略
 以下、第4回から第15回は、『サンガベーダヴァストゥ』のギルギット写本を、パーリ伝承やチベット訳・ 漢訳の仏伝と比較吟味しながら、ブッダが獲得した「智」の内容を伝える冒頭箇所から精読する。
成績評価の方法・観点 平常点。
各授業での講読担当者を予め定めて発表してもらいます。
テキスト解読に対する緻密・正確度をもって評価します。
履修要件 サンスクリット語、パーリ語、古典チベット語を履修済みであること。

授業外学習(予習・復習)等 授業では講読担当者を予め定めて発表してもらいますが、担当者以外も自らサンスクリット・原典テキスト、並びに、比較吟味すべきチベット訳や漢訳も併せて読み比べ、予習した上で、授業に臨むこと。
教科書
  • テキストは、適宜、コピー配布します。