物理化学
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 水3 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 地球環境科学、資源エネルギー科学および材料科学分野などで必要となる物理化学の基礎理論を説明する。(演習問題を授業に取り入れながら講義を行うので、電卓を持参すること。) |
到達目標 | 気体の運動モデル、実在気体、熱力学第1法則、熱力学第2法則、ヘルムホルツエネルギー、ギブスエネルギー、化学ポテンシャル、エントロピー、エンタルピー、相変態などを理解し、説明することができる。 |
授業計画と内容 | 15回の授業を行う。詳細は以下のとおりである。 気体の性質,2回,完全気体の状態、諸法則、運動論モデルについて説明する。さらに、実在気体の分子相互作用、ファンデルワールスの式、対応状態の原理をついて述べ、気体の性質について理解を深める。 熱力学第一法則,4回,熱力学の基礎となる仕事、熱、エネルギーについて説明し、熱力学第一法則の基本概念の理解を深める。また、標準エンタルピー、標準生成エンタルピー、反応エンタルピーなど各種エンタルピーについて説明する。 熱力学第二法則,4回,自発変化の方向を支配するエントロピーについて説明する。次に、内部エネルギー、ヘルムホルツエネルギー、ギブスエネルギーの概念について講述する。また、フガシティについて述べ、実在気体の理解を深める。 混合物と相図,2回,部分モル量、活量など混合物の熱力学的記述に必要な基礎的事項について説明する。また、液体ー液体相図、液体ー固体相図など各種相図について講述し、相図に関する理解を深める。 量子論,2回,量子力学と言われる新しい力学の概念を説明するとともに、シュレーディンガー方程式の意味に言及し、量子論の原理の理解を深める。 理解度の確認,1回,定期試験後に試験に関するコメント等を示すことにより、講義内容の理解度に関する確認を行う(フィードバック授業)。 |
成績評価の方法・観点 | 成績評価は定期試験によって行う(平常点を加味する場合もある)。 |
履修要件 | 特になし |
授業外学習(予習・復習)等 | 授業中に指示をする。 |
教科書 |
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参考書等 |
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