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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 理学部 生物科学系教室 細胞内情報発信学 細胞内情報発信学

細胞内情報発信学 細胞内情報発信学

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科目ナンバリング
  • U-SCI00 33731 LJ68
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 3回生以上
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 金4
教員
  • 森 和俊(理学研究科 教授)
授業の概要・目的 生体および細胞にとって恒常性維持は生存に不可欠である。通常とは異なる状況が生じたときに細胞は,異常を細胞内に存在するセンサーによって感知し,核へ情報を伝達して遺伝子発現を調節することによって適応する仕組みを備えている。このような細胞内情報発信では,レセプターを介した細胞表面からの情報伝達の場合とは全く異なる分子機構が用いられている。本講義では,低酸素、コレステロール濃度低下,分泌系タンパク質の構造異常(小胞体ストレス)などの異常事態に対して細胞が,どのように変化を感知し,どのように核へ向けて情報を伝達し,核内でどのような遺伝子発現を促して恒常性を維持するのか解説する。
到達目標 ・学んだ恒常性維持機構の生物学的意義をまず理解する。
・恒常性維持機構を分子細胞生物学的に研究する方法論・方針を理解する。
・その際に用いられる実験手法を理解する。
・実験によって得られたデータから結論を導き、考察する能力を養う。
授業計画と内容 第1回 低酸素応答の概要と発見の経緯を解説する。
第2回 低酸素応答に関与するシス配列がゲノムのどこに存在するか明らかにする方法を解説する。
第3回 低酸素応答に関与するシス配列を絞り込む方法を解説する。
第4回 低酸素応答に関与するシス配列に結合するトランス因子を同定し、精製する方法を解説する。
第5回 低酸素応答に関与するトランス因子をクローニングする方法を解説する。
第6回 低酸素応答に関与するトランス因子の活性化機構を解説する。
第7回 低酸素応答に関与するトランス因子の活性化に関与する酵素を同定する方法を解説する。
第8回 低酸素という曖昧な情報を細胞がどのように感知しているか解説する。
第9回 コレステロール枯渇応答の概要、発見の経緯、応答に関与するシス配列を絞り込む方法を解説する。
第10回 コレステロール枯渇応答に関与するトランス因子を同定・精製し、クローニングする方法を解説する。
第11回 コレステロール枯渇応答に関与するトランス因子の活性化方法を解説する。
第12回 コレステロール枯渇応答に関与するトランス因子の活性化に関与する酵素を同定する方法を解説する。
第13回 コレステロール枯渇という曖昧な情報を細胞がどにように感知しているか解説する。
第14回 小胞体ストレス応答の概要と発見の経緯を解説する。
第15回 フィードバック
履修要件 本講義理解のためには,分子生物学I, II・細胞生物学・分子遺伝学Iを受講していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 教科書に載っていない項目を解説する最先端の講義のため、予習の必要はないが、習ったことをよく復習し、次回の講義までに完全に理解していること。
教科書
  • 用意した講義プリントを毎回配布する。
参考書等
  • なし