工学部公開講座 「ひと・社会・工学 -工学のいまを知る-」, 2016

気候変動による降水の変化と洪水・氾濫の予測 立川 康人(工学研究科 教授)

講義詳細

年度
2016年度
開催日
2016年7月30日
開講部局名
工学部
使用言語
日本語
教員/講師名
立川 康人(工学研究科地球工学科 教授)
佐藤 啓文(工学研究科工業化学科 教授)
梅野 健(工学研究科情報学科 教授)
原田 和典(工学研究科建築学科 教授)
開催場所
京都大学 法経済学部本館 法経第四教室

1

「気候変動による降水の変化と洪水・氾濫の予測」
立川 康人(工学研究科地球工学科教授)
気候変動によって雨の降り方が変わり、それに伴って洪水や浸水、氾濫の発生の仕方が変化する可能性があります。本講ではこれらの予測技術の最新の成果を紹介します。

 

2

「化学現象の論理」
佐藤 啓文(工学研究科工業化学科教授)
化学と言えば実験、実際の現象と向き合ってこその学問との印象が強いと思います。その一方で、多様な化学現象は量子力学等に基づいて理論的・体系的に理解されてきました。その来歴と現状について講述します。

 

3

「地震は予測できるか? -全球測位衛星システムのビッグデータ解析最前線-」
梅野 健(工学研究科情報学科教授)
地震は予測できるのか?この根源的な問題については、現在確定的な答えが無い状況です。本講では、全球測位衛星システムによる、東北地方太平洋沖地震(3.11)の直前に観測された電離圏電子数の異常についてのデータ解析結果を紹介します。

 

4

「火災に強い木造建築を造る」
原田 和典(工学研究科建築学科教授)
都市の大規模建築物を木材で造るためには、地震だけでなく火災にも強くする必要があります。燃えても壊れない建物を造るための「燃え止まり設計」の技術を紹介します。

タグ

#気候変動 #洪水 #氾濫 #化学現象 #地震 #木造建築
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