第4回サービス・イノベーション国際シンポジウム「日本の高品質サービス-和のかたち・和のこころ-」

ご挨拶 小林潔司 先生

京都大学経営管理大学院

 

開催主旨
経営管理大学院では、「サービス価値創造」にまつわる重要な話題をとりあげ、平成20(2008)年よりサービス・イノベーション国際シンポジウムを開催しています。
第4回目となる本年度では、「日本の高品質サービス ~和のかたち・和のこころ」をテーマとして、日本ならではの高品質サービスのグローバル展開について、現状と課題、ならびに今後の展開の可能性を討議します。
高度情報化・サービス化社会における生産性向上方策は、少子高齢化に直面している日本経済の活性化として、国家戦略としても、重要かつ緊急性を要する課題です。また、アジアの高成長市場に対して、中国や韓国をはじめとする東アジア地域の連携を含め、日本のものづくり産業の高付加価値展開や、サービス産業のグローバル展開が切に望まれる状況であります。
このような課題の解決に向けて、日本独自の高品質なサービスである「おもてなし」や、「和のかたち」、「和のこころ」に着目し、討議を行います。また、製造業を中心とした日本が得意とする「品質管理」、「参加意識の高さ」、「提案能力」、「規律遵守の精神」など、他国には類を見ない特長にも着目し、「サービス品質」、「幸福度」、「満足度」など、新しい価値評価基準とその展開についても議論を行います。

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