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現在位置: ホーム シラバス(2019年度) 経済学部 入門科目 6050000 現代経済事情

6050000 現代経済事情

ナンバリング
  • U-ECON00 10401 LJ43
シラバスID eco_4550
開講年度・開講期 前期
授業形態 講義
対象回生 1,2回生
対象学生 Undergraduate
使用言語 日本語
曜時限 水3
教員
  • 久野 秀二(経済学研究科)
  • 黒澤 隆文(経済学研究科)
  • 溝端 佐登史(経済研究所)
授業の概要・目的 「現代経済事情」は、「入門」科目のひとつですが、経済学の特定の分野の「基礎」を学ぶわけではありません。この科目では、今日的意義をもつ現実の社会・経済問題を素材にとりあげ、入門レベルながらも、総合的・多角的な視角からの分析を試みます。問題関心を育み、社会科学的な感性と関心(=「驚嘆する能力」)を養うこと、これがこの科目の狙いです。今年度は現代政治経済の焦点となっている、グローバル化と企業・産業の国際的動態、中国・ロシア等の新興市場経済圏と世界経済の変容、食料安全保障と持続可能な発展をトピックにとりあげて、3人の教員が講述していきます。
到達目標 日々の世界経済、日本経済、地域経済関係のニュースに関心を持ち、その内容を多様な経済学の視点から把握することができるようになるとともに、ニュースの背後にある経済事象や政策意図をイメージできる能力を養う。
授業計画と内容 順番が入れ替わる可能性はあるが、以下の3部構成で授業を行う。

第1部 【黒澤】 テーマ「グローバル化,反グローバリズムと多国籍企業」
過去四半世紀,グローバル化は世界の変貌させ,21世紀に入ると新興国の勃興が大きな主題となった。しかし近年,Brexitや トランプ政権の誕生に象徴されるように,「反グローバリズム」と捉えられる動きも顕在化し,新たな衝撃を引き起こしている。この第3部では,企業や産業の国際的な動態を軸に,モビリティと国民国家の原理のはざまに生じる問題について考察する。
 ・グローバル化の二つの波と多国籍企業
 ・格差,租税回避と国民国家
 ・国の競争優位か国境を越える価値連鎖か
 ・移民と福祉国家の論理

第2部 【溝端】 テーマ「新興市場経済と世界経済の変容」
グローバル化に伴い、中国・ロシアといった新興市場経済圏の影響力は大きくなり、世界経済の構図は大きく変化している。またそれに伴い、市場経済の制度・仕組みも変容し、多様化している。本講義では、新興市場経済システムを基礎にして、現代世界経済の変動がどのようなものなのかを考察する。
 ・グローバル化と新興市場経済
 ・体制転換と新興市場経済
 ・二重の罠と新興市場経済
 ・新興多国籍企業の挑戦

第3部 【久野】 テーマ「農と食から捉える現代社会」
食料不安時代の到来を受けて、農業の「多元的価値産業」としての役割があらためて注目されている。本講義では、農と食の多面的機能を捉えるための多角的で学際的な視座を提示しながら、以下の諸点について具体的に考えていきたい。
 ・食料安全保障と国際政治
 ・食料の生産から消費まで
 ・現代科学技術の光と影
 ・農業・農民・農村をめぐるパラダイムシフト
成績評価の方法・観点及び達成度 定期試験で評価する
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 講義時に、予習復習について随時指示する。