1644007 インド古典学(演習)

科目ナンバリング U-LET13 21644 SJ36 開講年度・開講期 2021 ・ 後期
単位数 2 単位 授業形態 演習
配当学年 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 水2
教員 天野 恭子 (白眉センター 特定准教授)
授業の概要・目的 古代インド最古層の散文テキストを含む、マイトラーヤニー・サンヒター(BC900年頃成立)から重要な箇所を選んで内容を検討し、当時の思想および社会について考察する。難解な内容を理解するために、言語的に精密な読解が必要であり、そのためのヴェーダ言語学、印欧語比較言語学の知識を学ぶ。同文献は、インド思想の発展、社会の変遷についても貴重な資料を多く含むため、後の時代のインドの宗教(ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教)や社会に関心のある者にとっても、重要である。
到達目標 最古のヴェーダ祭式文献の精読によって、インド文献(サンスクリット文献)を言語学的に正しく読解する能力を得る。後にインドで発展した様々な宗教(ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教)に連なる、原初的な信仰について学ぶため、インド思想史、インド社会史全体についての理解が深まる。文献の内容のみならず、文献の成立状況についても多くの問題が残っているため、このような未解決の問題に対する学問的な態度を学ぶ。
授業計画と内容 第1回授業時に「ヴェーダ祭式文献についての概観、ヴェーダ文献研究の方法論」を講義する。第2回から第15回は、マイトラーヤニー・サンヒター(ソーマ祭に関する記述)の原典講読を行う。参加者が事前に準備した訳を発表し、言語学的および祭式・文化的側面から考察を行う。
成績評価の方法・観点 平常点(予習および授業内容の復習の状況)による。
履修要件 サンスクリット基礎文法の既習者。
授業外学習(予習・復習)等 予習を必要とする。
教科書 教材を授業時に配布する。
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