5641006 キリスト教学(演習)

科目ナンバリング U-LET08 35641 SJ34 開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 2 単位 授業形態 演習
配当学年 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 月4
教員 津田 謙治 (文学研究科 准教授)
授業の概要・目的 この演習の目的は、初期キリスト教における教義史に関する古典的研究を読み、膨大な古代史料の中から教理的主題や教父の特徴などを網羅的に概観するとともに、教義がどのような歴史的展開を示しているかを学ぶことである。この演習では、近代ドイツで教父学を発展させた研究を精読することによって、キリスト教思想研究に必要な文献読解力の向上を目指す。
到達目標 教父たちのラテン語・ギリシア語からの引用を含むドイツ語テキストを精読することによって、古代のキリスト教思想を研究する上で必要な基礎的な学力を養うことができる。
授業計画と内容 今年度の前期では、ハルナックの晩年における主要著作の一つである『マルキオン』を取り上げ、演習を行う。

Adolf von Harnack, Marcion Das Evangelium vom fremden Gott: Eine Monographie zur Geschichte der Grundlegung der katholischen Kirche, 2te Auflage (Leipzig 1924), BKT: Darmstadt,1996.

1.オリエンテーション
2.宗教史的な諸前提
3.知られざる異邦の神
4.混淆主義
5.使徒的宣教
6.パウロ
7.救済宗教
8.マルキオンの生涯と影響
9.マルキオンの出発点
10.律法と福音
11.世界、律法、創造者からの救済
12.批評者かつ修復者
13.マルキオン聖書
14.マルキオンの『対立命題』
15.まとめと総括およびレポート等に関する解説
成績評価の方法・観点 平常点による。受講者には、毎回の翻訳のほか、テキスト上の個別の主題に沿って数回の発表を課し、それらを総合的に判断する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 受講者は、各人が毎回テキストを精読して訳し、議論の問題点を明確にした上で演習に出席すること。その上で、発表を担当する者は、関連文献などに目を通して、主題に沿った課題の準備をして報告を行うこと。
教科書 使用するテキストについては、コピーを配布する。
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