6743002 東洋史学(演習II)

科目ナンバリング U-LET24 36743 SJ36 開講年度・開講期 2021 ・ 後期
単位数 2 単位 授業形態 演習
配当学年 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 火5
教員 中砂 明徳 (文学研究科 教授)
授業の概要・目的 中央研究院が刊行中の『明清档案』に収録されている清朝順治年間の文書を読み、中国制圧の過程を清朝サイドから見てゆく。明清の王朝交代は、日本では「華夷変態」として、またヨーロッパでも宣教師によってそのニュースが紹介されるなど、大事件として受けとめられていた。しかし、明末清初の動乱に関する歴史記述とそれを承けた研究は、満州人王朝の世界史的意義が強調されるようになった今日においてもなお「敗者」の側に片寄りすぎている。あらためてこの史料集を読むことで、勝者の視点から冷静に支配確立の過程を見てゆきたい。
 今年は順治五年(1648)後半の档案を読む。清朝支配の試行錯誤の過程を、文書を通じてたどってゆく。
到達目標 1、白文に取り組むことで、自力で句読を行う能力を身につけることができる。
2、行政文書の形態に習熟できる。
3、清朝の中国征服史について理解を深めることができる。
授業計画と内容 1回 『明清档案』のテキストの性格を説明し、昨年読んだところについて言及しながら、順治元年~五年にわたる政治情勢について解説する。 1コマにつき一本を読む予定。
2~14回でとりあげる予定の档案のテーマは以下のとおり。
「寇賊」「衙蠧」「漕運」「棄城」「会試」「鼓鋳」など
15回 フィードバック
成績評価の方法・観点 平常点で評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 1週間前に当番を決めて、文書1本ないしその一部を担当してもらうので、それについては責任をもって予習すること。
教科書 プリントを配布する。
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