精神病理学I

科目ナンバリング U-LAS40 20001 LJ26 開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 2 単位 授業形態 講義
配当学年 全回生 対象学生 全学向
使用言語 日本語 曜時限 水3
教員 松本 卓也 (人間・環境学研究科 准教授)
授業の概要・目的 代表的な精神障害の実際の症例をとりあげ、そこにみられる精神病理を、(1)記述心理学にもとづく記述的精神医学、(2)フッサールやハイデガーなどの哲学を応用した現象学(人間学)、(3)無意識を想定する力動精神医学(精神分析)等の見方から多角的に理解し、心理的支援に役立てることのできる力を身につける。
また、精神医学の臨床の実相を知って、精神障害を単なる脳の異常としてではなく、人間をとりまく環境や言語の視点から把握する思考法を学ぶ。
到達目標 精神障害にみられる症状の捉え方を理解し、統合失調症、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、器質性精神障害、神経症、自閉症といった代表的な精神障害の成因、診断法、治療法、経過、心理的支援、薬物による心身の変化、および多職種連携(医療機関との連携など)について理解する。
授業計画と内容 基本的に以下のプランに従って講義を進める。ただし講義の進みぐあい、時事問題への言及などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。

第1回 精神病理学概説(その歴史と精神症候学)
第2回 統合失調症(1)
第3回 統合失調症(2)
第4回 統合失調症(3)
第5回 統合失調症(4)
第6回 統合失調症(5)
第7回 統合失調症(6)
第8回 うつ病
第9回 双極性障害(躁うつ病)
第10回 器質性精神障害
第11回 心因性精神障害(1)
第12回 心因性精神障害(2)
第13回 自閉症スペクトラム(1)
第14回 自閉症スペクトラム(2)およびその他の精神障害
第15回 期末試験
第16回 フィードバック(方法は別途連絡します。)

オンラインで実施する場合は、履修学生による課題提出と教員による応答を中心に、テキストを用いながらオンデマンド形式で双方向的に行う予定である。
成績評価の方法・観点 対面授業の場合は、期末試験(100%)による。
オンライン授業の場合は、毎週の課題提出(100%)による。
ただし、登録人数や授業形態等に応じて、成績評価の方法を変更することがある。講義時間中ならびに掲示による通知に注意してください。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 予習として、教科書・参考書の読書。復習として、授業中に配布したプリントと自分自身のノートの内容を照らしあわせて理解を深めること。
なお、授業外学修には、いわゆる「予習・復習」だけでなく、授業のなかで学んだことを各自の自習や日常や課外活動のなかで応用・実践し、生きた知識にすることも含まれる。
教科書 症例でわかる精神病理学, 松本卓也, (誠信書房, 2018), ISBN:9784414416442
参考書等 心の病気ってなんだろう?, 松本卓也, (平凡社, 2019), ISBN:978-4582838091
精神医学エッセンス 第2版補正版, 濱田秀伯, (弘文堂, 2020), ISBN:978-4335651519
実務経験のある教員による授業 分類:

実務経験のある教員による実務経験を活かした授業科目

当該授業科目に関連した実務経験の内容:

精神科医師・公認心理師としての様々な領域での臨床実務経験

実務経験を活かした実践的な授業の内容:

精神科医師・公認心理師としての様々な領域での臨床実務経験にもとづいて、精神病理学の知識を教授する。
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