機能性錯体化学

科目ナンバリング G-ENG16 5H805 LJ60 開講年度・開講期 2022 ・ 前期
単位数 1.5 単位 授業形態 講義
配当学年 修士・博士 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 水2
教員 堀毛 悟史 (高等研究院 准教授)
古川 修平 (高等研究院 教授)
授業の概要・目的 金属錯体および配位高分子の化学、物理および機能について解説する。また、近年、研究の進展が著しい超分子錯体や金属-有機構造体(Metal-Organic Frameworks, MOF)を用いたエネルギー材料応用、生体応用、実用化についても講述する。
到達目標 配位高分子、金属-有機構造体(Metal-Organic Frameworks, MOF)、超分子ケージ状化合物など多彩な金属錯体において:

・合成手法について学ぶ。
・構造の同定技術について学ぶ。特にX線回折、熱分析、固体NMR。
・機能評価の技術について学ぶ。特にガス吸着測定、伝導度測定。
授業計画と内容 【第1回-第2回】金属錯体の基礎
金属錯体の構造と性質について

【第3回-第5回】配位高分子と金属-有機構造体(MOF)の化学
配位高分子と金属-有機構造体(MOF)の構造と機能について

【第6回-第8回】錯体化学と固体化学
錯体化学と固体化学の共有領域、および材料化学への展開

【第9回-第11回】超分子錯体と生体応用
バイオテクノロジーに関連した超分子錯体の設計と応用について
成績評価の方法・観点 授業出席(60%)、レポート試験(40%)にて評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業は板書とスライド両方で進めるが、適宜配布する補助資料を利用した復習を推奨する。
参考書等 無機化学(上)(下)第6版, シュライバー・アトキンス, (東京化学同人)
ウエスト固体化学, A・R・ウエスト, (講談社)
革新的な多孔質材料, 日本化学会編03, (化学同人)
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