地球物理学特別講義2

科目ナンバリング G-SCI31 95186 LJ58 開講年度・開講期 2021 ・ 通年集中
単位数 1 単位 授業形態 講義
配当学年 修士 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 集中
教員 藤原 正智 (非常勤講師)
授業の概要・目的 講義タイトル:高層気象観測の現代的意義

我々が地表で経験する天気の変化や気候変動は、その多くが上空の大気のプロセスによってコントロールされている。高層気象観測とは、上空の大気状態を測定するものであり、ゴム気球搭載ラジオゾンデ、航空機搭載機器、地上設置型の各種リモートセンシング機器、そして人工衛星搭載の各種リモートセンシング機器などが用いられる。本講義では、長い歴史を持つラジオゾンデおよびラジオゾンデと組み合わせて飛揚する特殊センサーの技術的詳細を解説しつつ、全球的な気象・気候変動の観測ネットワークにおけるそれらの役割について議論する。さらに、地上設置型リモートセンシング機器の例として、後方散乱ライダーも取り上げ、複数の高層気象観測機器を駆使した大気プロセス研究のひとつのアプローチの仕方についても紹介する。
到達目標 1. 高層気象観測の意義、および、その全球大気・気候観測における位置づけについて、理解し説明できるようになる。
2. 高層気象観測のさまざまな技術や応用例について、理解し説明できるようになる。
授業計画と内容 1. 高層気象観測の意義、位置づけ、歴史
2. ラジオゾンデ (1) 技術的詳細
3. ラジオゾンデ (2) 国際比較
4. 成層圏の水蒸気観測 - その意義と技術的詳細
5. 雲粒子の現場測定 (1) 雲粒子ゾンデCPS
6. 雲粒子の現場測定 (2) 雲粒子ビデオゾンデHYVIS
7. オゾンゾンデによる成層圏と対流圏のオゾン観測
8. 後方散乱ライダーとラジオゾンデによる熱帯の巻雲の研究
9. 後方散乱ライダーによるAsian Tropopause Aerosol Layer (ATAL)の研究
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 特になし
教科書 必要な資料は適宜配布する
参考書等 必要な資料は適宜配布する
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