知的財産経営学 基礎

科目ナンバリング P-PUB01 8M017 LJ90 開講年度・開講期 2022 ・ 前期不定
単位数 2 単位 授業形態 講義
配当学年 専門職 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 火6
教員 早乙女 周子 (医学研究科 特定教授)
藤井 淳 (非常勤講師)
田中 順也 (非常勤講師)
授業の概要・目的  オープンイノベーションが推進される中、企業研究者のみならずアカデミアの研究者も知的財産に関する知識を持ち、円滑な産学連携活動を行うスキルが求められている。本講義では、ライフサイエンス分野の研究成果を社会に還元するために必要な、産学連携に関する知識と知的財産マネジメントについて学習する。
具体的には、ライフサイエンス企業のニーズとオープンイノベーションモデル、特許制度の概要、契約について学習する。内容は創薬や医学が中心になるが、受講者のバックグラウンドを考慮し、食品や医療機器等のライフサイエンス産業も入れて講義する。
 最終的には、ライフサイエンス系の研究者が各自の研究生活において、他者権利の侵害回避、自身の研究成果の権利確保と活用に関して自己の判断で問題点を整理し、専門家の助言を適時に得ながら、産学連携を通じて円滑に事業化に進めて行く能力が獲得できる。
到達目標 ・各自の研究生活において、他人の権利の侵害行為の回避、自身の研究成果の権利確保と活用に関して、自己の判断で問題点を整理し、専門家の助言を適時に得ながら円滑に進めていくことのできる能力が取得できる。
・自らの発明を着実に知的財産として確保できるようになる。
・特許の企業へのライセンスや共同研究契約締結を容易に進められるようになる。
・研究マテリアルの入手や提供がスムーズに行えるようになる。
授業計画と内容 第1回 4月12日 イントロダクション(早乙女)  講義の内容、ねらいの確認
第2回 4月19日 知的財産とは(藤井) 知的財産権・特許制度の概要、特許戦略の基本、職務発明の基礎知識
第3回 4月26日 特許の実務ポイント(藤井) 発明と発見、作用機序の取扱い、医療関連発明、実験データの取扱い
第4回 5月10日 特許明細書の基礎(田中) 特許明細書の構成、内容
第5回 5月17日 先行技術調査の手法(早乙女) 特許出願の検索方法
第6回 5月24日 外国特許戦略(藤井) 外国出願の方法・コスト、出願国の決め方
第7回 5月31日 先行技術調査課題の解説、他者の権利侵害回避、試験研究の例外について(早乙女)
第8回 6月7日 MTAについて(早乙女) 研究マテリアルの価値、入手、提供、管理システム
第9回 6月14日 共同研究(早乙女)共同研究契約のポイント、各種研究関連契約の基礎
第10回 6月21日 実験ノート(早乙女)実験ノートの扱い、研究発表と特許出願、
第11回 6月28日 大学の知の権利化ケース研究【1】(早乙女)医学発明の例を用いて、小グループで発明概要書を作成
第12回 7月5日 ライフサイエンス特許に関するトピックスI(早乙女)
第13回 7月12日 ライフサイエンス特許に関するトピックスII(早乙女)
第14回 7月19日 大学の知の権利化ケース研究【2】(田中) グループ発表、解説
第15回 7月26日 技術移転(早乙女)技術移転、特許のライセンス、TLOの機能、利益相反
成績評価の方法・観点 平常点(出席を含む:配分 40%)、発表とレポート(配分 60%)により、総合的に評価する。
履修要件 知財選択・MPH選択
授業外学習(予習・復習)等 特になし
教科書 特に無し。必要な資料は講義にて配布する。

参考書等 これからの生命化学研究者のためのバイオ特許入門講座, 隅蔵 康一 , (羊土社), ISBN:4897063590
企業人・大学人のための知的財産権入門 ー特許権を中心にー, 廣瀬 隆行 , (東京化学同人), ISBN:4807907565
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