8433002現代史学(特殊講義)

科目ナンバリング G-LET35 68433 LJ38 開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 2 単位 授業形態 特殊講義
配当学年 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 木5
教員 箱田 恵子 (非常勤講師)
授業の概要・目的 この講義では、清末中国における近代国際関係の受容に関し、とくに仲裁裁判の受容について解説する。いくつかの外交交渉を取り上げて、清末中国の対外関係を概観するとともに、とくに交渉における清朝側の国際法や仲裁裁判制度に対する認識・態度を中心に講義する。それにより、19世紀から20世紀初めにかけて発展してきた仲裁裁判制度を中国がどのように認識し受容したのか、仲裁裁判制度が中国を取り巻く国際関係にどのような影響を与えたのかを検討する。また、あわせて中国の仲裁裁判に対する態度を近代日本とも比較しながら検討し、現在の中国外交の特質を考える手がかりとする。
到達目標 受講生はまず、清末中国をめぐる国際関係を理解し、さらに近代に発達した仲裁裁判制度が中国と日本をはじめとする諸外国との外交関係にいかなる影響を与えたかについて学ぶことで、近代中国と諸外国との関係をより広い視野から理解する。
授業計画と内容 1.近代における仲裁裁判制度の発展
2.東アジアの伝統的国際秩序
3.清朝の対外体制の変化と国際法の受容
4.華工虐待事件をめぐる対スペイン交渉
5.台湾出兵
6.琉球処分
7.清仏戦争
8.日清戦争と下関講和会議
9.清末中国の新聞雑誌にみる仲裁裁判観
10.20世紀初めにおける中国をめぐる国際関係の変化
11.2度のハーグ平和会議と中国
12.第二辰丸事件
13.満洲6懸案をめぐる日清交渉
14.マカオをめぐる対ポルトガル交渉
15.フィードバック
成績評価の方法・観点 授業への参加状況(20点)、学期末のレポート(80点)で成績を評価する。
レポートは到達目標の達成度に基づき評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 参考書の関連項目を事前に読むなどして、授業で扱う外交交渉に関する基礎知識をもって授業に臨むようにしてください。
教科書 毎回資料を配付する。
参考書等 ハンドブック近代中国外交史, 岡本隆司・箱田恵子編, (ミネルヴァ書房,2019年)
このほか、授業中に適宜紹介する。
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