宇宙居住学

科目ナンバリング G-GAIS00 63034 LB95 開講年度・開講期 2022 ・ 後期
単位数 2 単位 授業形態 講義
配当学年 1-3回生 対象学生
使用言語 日本語及び英語 曜時限 木1
教員 山敷 庸亮 (総合生存学館 教授)
大野 琢也 (非常勤講師)
稲谷 芳文 (非常勤講師)
山崎 直子 (非常勤講師)
稲富 裕光 (非常勤講師)
授業の概要・目的 21世紀後半に人類が月・火星への移住を現実のものとするという未来を想定し、それに必要な 基幹技術と社会システム上の問題点を統合し、宇宙時代の基幹学問体型として確立することを 目標とする。地球にあり宇宙への移転を見据えた生態系システムを「コアバイオーム複合体」 とし、「生命維持」システムの維持に必要な技術体系を「コアテクノロジー」と名づけ、また 、これらを備えた「循環型」の社会を「コアソサエティ」と名づけ、「宇宙社会」の実現を精査・検討する。
本宇宙居住学においては、月・火星での千人の社会の構築を目標とし、その上に「生命維持装置」を基盤とする「循環型社会」を構築するための技術を学ぶ。また、人間が長期間健康的な生活を営むための「人工重力設備」などの基幹技術を駆使し、循環型都市「コアシティ」を提案し、これらを地球における都市の概念に還元し、地球・宇宙での循環型社会の構築に向けた、基礎的学力を身につける。
到達目標 宇宙開発が現実になる時代において、惑星空間での居住の可能性と課題について理解し、宇宙に社会を構築するためにどのような技術が必要で、またどのような問題点が存在するかについて、現在構想中の宇宙建築を軸とした理解を深めることができる。
授業計画と内容 第一回 ハビタブルな惑星環境とは(山敷庸亮)
  What is the Habitable Planetary Environment
第二回 地球生態系の代表としてのコアバイオーム複合体について(山敷庸亮)
  Core-Biome Complex as a representative of Terrestrial Ecosystem
第三回 宇宙移住に欠かせないコアテクノロジーについて(山敷庸亮)
  Core-technologies as essential technology for planetary migration
第四回 宇宙森林(山敷庸亮)
  Space Forestry
第五回 宇宙海洋(山敷庸亮)
  Space Oceanography
第六回 宇宙水循環(山敷庸亮)
  Space Hydrology
第七回 宇宙居住の課題 低重力と遠心力の利用・月面における人工重力施設と施設間交通(大野琢也)
  Challenges of Space Habitation: Utilization of Low Gravity and Centrifugal Force
  Artificial gravity facilities and inter-facility transportation on the Moon
第八回 火星における人工重力施設と火星都市(大野琢也)
  Artificial Gravity Facilities on Mars and Martian Cities
第九回 超重力惑星において重力を減じる方法(大野琢也)
  How to reduce gravity on a super gravity planet
第十回 人類の恒久的な宇宙進出にむけた建築的解法(大野琢也)
  Architectural Solutions for Permanent Human Space Exploration
第十一回 月社会の構築に向けて(稲谷芳文)
  How to establish lunar society as “Moon Village”
第十二回 宇宙観光について(山崎直子)
  Space Tourism
第十三回―第十五回 宇宙空間での循環経済社会構築に向けて (13回 稲富裕光 14・15回 山敷庸亮)
   Toward establishment of Circular Economy and Society in Space
成績評価の方法・観点 講義に出席し、提示された課題に対して、積極的に調べ、自らの想像力で課題提出を行う。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 SIC有人宇宙学研究センターのページから、宇宙居住に必要な情報について収集を行うこと。
PAGE TOP