教育史演習IIA

科目ナンバリング G-EDU43 56433 SJ47
G-EDU43 56433 SJ38
開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 単位 授業形態 課題演習
配当学年 修士 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 金5
教員 駒込 武 (教育学研究科 教授)
授業の概要・目的  学校教育の役割に着目しながら、民衆史研究と植民地史研究の接点を探る。
 色川大吉、鹿野政直、安丸良夫、ひろた・まさきと連なる民衆史研究の動向と、1990年代以降に勃興した帝国史研究の潮流はどのように綜合されうるのだろうか。民衆史の側では鹿野による伊波普猷研究があり、晩年のひろたは台湾における竹久夢二について論じた。それでは、帝国史の側では民衆史のモチーフと方法論を咀嚼してきたのだろうか。
 今年度は、昨年度に引き続いて藤井忠俊と鹿野政直の仕事を読み直す。
到達目標 ・民衆史と帝国史にかかわる基本的な事項を理解しながら、自分自身をその一部として含むところの「現代史」について考察する能力を身につける。
・構造的な強者と構造的な弱者との力関係の下で、学校教育がどのようなものでありうるのか。この力関係をどのように補強し、あるいはどのように解体・組み換えるものとなるのかを考察する。
・同じテキストを読みながらも、個々人につきささってくる断片がどのように異なり、どのように重なるのかを確認しつつ、他者の視点をふまえて読みを深める。
授業計画と内容   今年度は、昨年度に引き続いて藤井忠俊と鹿野政直の仕事を読み直す。
第1回 オリエンテーション
第2回~第7回 藤井忠俊『藤井忠俊著作集1』 (不二出版、2021年) 
第8回~第14回 『沖縄の淵―伊波普猷とその時代』 (岩波現代文庫。1998年)を読む。
第15回 フィードバック
成績評価の方法・観点 平常点…報告(50%)と授業内での発言(50%)。

〔評価方針〕
到達目標について、教育学部の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 指定された文献を事前に読んでくることが「予習」としての意味を持つ。
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