教育心理学基礎演習I
科目ナンバリング | U-EDU02 22033 SJ46 | 開講年度・開講期 | 2022 ・ 後期 |
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単位数 | 単位 | 授業形態 | 課題演習 |
配当学年 | 2-4回生 | 対象学生 | |
使用言語 | 日本語 | 曜時限 | 木3 |
教員 | 石黒 翔 (教育学研究科 助教) | ||
授業の概要・目的 |
認知、言語、思考、記憶、発達、社会、生理、感情など、教育心理学、認知心理学に関わるテーマに関心をもつ2回生を対象にした入門セミナーである。受講者は、全員が当日までに指定の文献(日本語)を読み、文献中の疑問点をあらかじめ確認しておく。授業では、まず受講生及び担当教員とのディスカッションにより疑問点を解消する。次週に発表者による内容紹介を行い、内容に関するディスカッションを行う形式で授業を進める。 文献を読む中で用語や心理学実験に関する疑問点などが生じると考えられるが、疑問点を解消するためのディスカッションを設けることにより、受講生は心理学研究の基本的な考え方をスムーズに理解することが期待される。 テキストとして、以下の本を含む数冊の文献を読む。 A. M. スープレナント I. ニース(著) 今井久登(訳) 記憶の原理 勁草書房 受講者数は、20人以下に制限する。第1回目の授業で20人を超える受講希望者があった場合は、抽選により受講者を決定する。 |
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到達目標 |
(1) 心理学を学習するために必要となる基本な考え方(心理学の研究の捉え方等)を理解する。 (2) 心理学研究を題材にして批判的・建設的議論ができる。 |
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授業計画と内容 |
第1, 2週 :オリエンテーション 第3-14週 :受講生による発表と討議 第15週 :フィードバック(残された課題や疑問点の整理・討議) なお、受講生の知識や授業の進行状況を踏まえ必要に応じて予定を変更・調整する可能性がある |
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成績評価の方法・観点 |
【評価方法】 指定の回における発表(60%)、毎回の討議への参加(40%)を評価する。 【評価基準】 到達目標について、教育学部の評価基準に従って評価する。 |
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履修要件 | 特になし | ||
授業外学習(予習・復習)等 |
受講生は、指摘の文献を事前に読み、疑問点をあらかじめ確認しておく。 発表担当者は、指定の文献を授業前に熟読し、発表資料を作成する。 |
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教科書 | 記憶の原理, A.M. スープレナント I. ニース(著)今井久登(訳), (勁草書房), ISBN:9784326250806 |