教育方法論
科目ナンバリング | U-EDU01 21001 LJ47 | 開講年度・開講期 | 2022 ・ 前期 |
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単位数 | 単位 | 授業形態 | 講義 |
配当学年 | 2-4回生 | 対象学生 | |
使用言語 | 日本語 | 曜時限 | 火2 |
教員 | 石井 英真 (教育学研究科 准教授) | ||
授業の概要・目的 | 教育の目的・目標・内容論(学習指導要領、教育課程編成・学習指導の基本原理)、授業論(教授・学習過程の構造、教授・学習形態と学習指導・集団づくり、発問・指示・板書の技術、教育メディア・情報機器の活用)、教材論(教科書・教材の研究と開発、インターネット利用とコンテンツ活用)、評価論(評価方法とその意義・活用)について、講義を行う。受講者には短い授業を構成・実行してもらい、その経験をもとに学習をしてもらう。 | ||
到達目標 | 教育の技術および方法の基礎的な理論に対する理解をもとにして、自ら授業を構想・実行し、その授業について省察をして、自己評価を行うことができる。 | ||
授業計画と内容 |
授業計画 第1回:オリエンテーション:授業経験の振り返り 第2回:教育方法史から学ぶ(1):教育技術の法則化運動(技術的熟達者) 第3回:教育方法史から学ぶ(2):学びの共同体(省察的実践家) 第4回:子どもの学びのメカニズム(デジタルの学びを含む) 第5回:教育政策と授業づくりの方向性(Society 5.0と子ども主語の学び) 第6回;授業デザインの方法論(指導案作成、ICT活用を含む) 第7回:情報機器の取り扱い(1):デジタル教科書、デジタルドリルに関する議論 第8回:情報機器の取り扱い(2):クラウドサービスを使った授業、オンライン授業 第9回:デジタル・リテラシーとデータ利活用をめぐる問題 第10回:模擬授業(1):教育目標に着目した事後検討(ICT活用の視点を含む) 第11回:模擬授業(2):教材・学習課題に着目した事後検討(ICT活用の視点を含む) 第12回:模擬授業(3):学習環境の構造に着目した事後検討(ICT活用の視点を含む) 第13回:模擬授業(4): 技とテクノロジーに着目した事後検討(ICT活用の視点を含む) 第14回:模擬授業(5):教育評価に着目した事後検討(ICT活用の視点を含む) 第15回:まとめ(個別最適な学びと日本の学校の問い直し) 定期試験 |
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成績評価の方法・観点 |
授業中に作成してもらう小レポート(30%)と試験(70%)によって評価する。 到達目標について、教育学部・教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
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履修要件 | 特になし | ||
授業外学習(予習・復習)等 |
予習として、自分が生徒として経験した教育方法の特徴をまとめておくこと。 復習として、講義で紹介された教育方法の理論を活用して、自分の興味のある分野の教育方法を構想してみること。 |
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教科書 | 授業づくりの深め方, 石井英真, (ミネルヴァ書房) |