教育原理II

科目ナンバリング U-EDU01 20004 LJ47 開講年度・開講期 2022 ・ 前期
単位数 単位 授業形態 講義
配当学年 2-4回生 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 水3
教員 広瀬 悠三 (教育学研究科 准教授)
授業の概要・目的 本授業では、「教育とは何か」、「人間が人間になるとはどのようなことか」という教育の基盤をなす理念や思想、歴史について、世界的視野に立って応用的に理解を深める。また教育の理念や思想、歴史が、教育実践と密接に結びついていることを踏まえ、将来自ら行う教育実践の基礎的な力を身につける。
到達目標 本授業の到達目標は、以下の3点である。
①教育の理念や思想、歴史の内容と意義、またそれらの応用を理解している。
②教育の理念や思想、歴史が教育実践と密接に結びついていることを理解している。
③授業の内容を踏まえ、自らの考えを論理的に説明することができている。
授業計画と内容 授業は概ね以下のように進めるが、受講生の理解や授業進度に応じて扱う順序や内容を変更することがある。

第1回:オリエンテーション
第2回:教育を問うということ
第3回:教育哲学の可能性と限界:ロック、ルソー、カント
第4回:新たな教育人間学の挑戦:ボルノウ、ランゲフェルド、地理的教育人間学
第5回:教育関係論の創出:20世紀の教育の転換:ブーバー、ノール、レヴィナス
第6回:信頼①:教育における信頼という問題圏
第7回:信頼②:信頼の特異性:非対称的人間形成力としての信頼
第8回:信頼③:信頼の行方:友情、歓待、自己信頼、事物と大地への信頼
第9回:前半のまとめと討論
第10回:世界市民的教育①:理論
第11回:世界市民的教育②:実践:ケイパビリティと力強い知、ヌスバウム
第12回:世界市民的教育③:展開:場所、空間、地理と人間形成:カント、シュタイナー、デューイ、オルタナティブ教育
第13回:世界市民的教育④:発展:人間・動物中心主義を超えて:植物と生命の大地から教育を考える
第14回:まとめと全体討論
第15回:フィードバック
成績評価の方法・観点 1.授業時に行うコメントペーパー(場合によっては小レポートも)にて、授業に取り組む意欲や態度、授業の理解度を評価する(60%)。
2.最終レポートにて、授業で扱った内容の理解度とその内容に対する考察を評価する(40%)。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 参考図書や授業で扱う資料を批判的に読み込み、授業の準備を行ってほしい。
教科書 必要に応じて、資料を配布する。
参考書等 信頼を考える―リヴァイアサンから人工知能まで, 小山虎(編), (勁草書房、2018年)
社会科教育へのケイパビリティ・アプローチ 知識 カリキュラム 教員養成 , 志村喬(編), (風間書房、2021年)
検証 日本の教育改革 激動の2010年代を振り返る, 南部広孝(編) 京都大学大学院教育学研究科教育実践コラボレーション・センター (監修), (学事出版、2021年)
シュタイナー教育100年ー80カ国の人々を魅了する教育の宝庫, 広瀬俊雄・遠藤孝夫・池内耕作・広瀬綾子(編), (昭和堂、2020年)
カントの世界市民的地理教育, 広瀬悠三, (ミネルヴァ書房、2017年)
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