教育史概論II

科目ナンバリング U-EDU01 20142 LJ38
U-EDU01 20142 LJ47
開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 単位 授業形態 講義
配当学年 2-4回生 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 木2
教員 田中 智子 (国際高等教育院 准教授)
須永 哲思 (非常勤講師)
授業の概要・目的  この授業の目的は、近代日本の教育の歴史の流れを辿ることを通して、「教育とは何か」という問いについて受講生自身が「歴史的」に「考える」ことができるようになることである。
 「資料」の解釈・評価・批判的検討を通して、受講生自身が「考える」(自らの主張・認識・価値観を論理的で具体的な文章として表現する)という練習を積む、ということを主眼において授業を進める。
 毎回の授業内容に関するリアクションペーパーの作成・提出、および、他者のリアクションペーパーの共有・講師からのリプライを通して、「教育」を「歴史的に考える」とはどのように可能なのか、思考を深める機会にして欲しい。
到達目標  ①「歴史的に考える」ために、近代日本の教育史にかかわる基本的な知識を深める。
 その上で、自分自身はその歴史的事象(「教育」)について何を感じるのか、それをどのように考えるのか、
 ②授業資料(歴史資料、先行研究の知見、映像資料など)を自分なりに「解釈する」ことを通じて歴史的な思考・認識を鍛えるとともに、
 ③なぜ自分はそのように「考える」のか(評価/批判するのか、その根拠はどこにあるのか)、他者(講師・他の受講生)と共有可能な論理的文章の形で具体的に表現できるようになる。
授業計画と内容 第01回 オリエンテーション―教育の歴史を学ぶことの意義とは―
第02回 近代以前の“教育”と“学校”―「手習塾」での学びのあり方―
第03回 明治期の教育①―「学制」の理念と実態―
第04回 明治期の教育②―森有礼の教育改革―
第05回 明治期の教育③―教育勅語体制下の学校空間―
第06回 明治期の教育④―沢柳政太郎の教育改革―
第07回 大正期の教育①―大正自由教育の展開―
第08回 大正期の教育②―大正自由教育の挫折―
第09回 昭和期の教育①―昭和初期の生活綴方運動―
第10回 昭和期の教育②―映画『二十四の瞳』を観る―
第11回 昭和期の教育③―戦時体制下の国民学校―
第12回 昭和期の教育④―日本統治下の朝鮮・台湾の教育―
第13回 戦後期の教育①―米軍占領下の教科書作りと教職追放―
第14回 戦後期の教育②―社会科創設と戦後の生活綴方―
第15回 戦後期の教育③―戦後教育改革の射程―
成績評価の方法・観点 学期末実施のレポート試験:60%、平常点(毎回のリアクションペーパー、中間レポート):40%。
評価基準:到達目標について、教育学部の基準に基づいて評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 予復習ともに、授業中に紹介する研究書や関連書籍に目を通す。
教科書 授業プリントを随時配布する。
参考書等 教職教養講座 第2巻 教育思想・教育史, 鈴木晶子・山名淳・駒込武編, (協同出版), ISBN:978-4-319-00323-5
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