哲学概論

科目ナンバリング U-EDU00 25022 LJ47 開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 単位 授業形態 講義
配当学年 2-4回生 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 金2
教員 西平 直 (教育学研究科 教授)
授業の概要・目的  この授業は教職の免許を取得しようとする者に向けて開講される。

 教職に必要な哲学についての基本的な知識の習得と、概念の理解、哲学の歴史についての理解を目的とする。

 授業はテクストを読み合わせる仕方で行う。

 哲学の基本的な課題と概念を学び、批判的に問い直す訓練を重ねながら、参加者が自らにとって重要な論点を確認する機会とする。
到達目標 1.哲学の基本文献を読むセンスを習得することができる。
2.哲学の基本概念、歴史、概要について理解することができる。
3.哲学的問題について、自らの言葉で議論する力を身に付けることができる。
4.日本の思想的伝統への関心を深め、人間学の入門的な理解を得ることができる。
授業計画と内容 「稽古」を切り口とした哲学概論を行う。一般的には、稽古と哲学は異なるジャンルに属するものと理解されている。稽古は哲学によっては理解されないと語られる。ではなぜ稽古は哲学によっては理解されないのか。その場合の「哲学」とはどういうことか。他方、哲学は稽古のように身体的な実践を伴わないと語られる。では「哲学」とは何をする営みなのか。「稽古」を切り口とし、日本のself-cultivationの思想を哲学的に検討することを通して、実際に「哲学する」ことを試みる。
 
授業はテクストを読み合わせる仕方で行う。
第一回 哲学と稽古
第二回 「気にする」ということ
第三回 スキルとアート
第四回 世阿弥の知恵 似得る
第五回 脱学習
第六回 型と身体 生きられるからだ
第七回 型の稽古
第八回 心身一如
第九回 中間まとめ
第十回 フローとゾーン
第十一回 世阿弥の知恵(2) 離見の見
第十二回 場のポテンシャルエネルギー
第十三回 成功と成就
第十四回 修証一等
第十五回 哲学と身体自己形成
成績評価の方法・観点 平常点(毎回の出席、議論への積極的な参加)とレポートの提出
評価方針は、到達目標について、教育学部の成績評価の方針に従って評価する。
履修要件 この授業は教職の免許を取得しようとする者に向けて開講される。
授業外学習(予習・復習)等 授業前には必ずテクストに目を通してくること。
授業はテクストに目を通していることを前提に進める。
教科書 稽古の思想, 西平 直, (春秋社、2019)
参考書等 修養の思想, 西平 直, (春秋社、2020)
養生の思想, 西平 直, (春秋社、2021予定)
世阿弥の稽古哲学, 西平 直, (東京大学出版会、2009)
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