森林基礎科学F

科目ナンバリング U-AGR05 2E110 LJ80 開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 2 単位 授業形態 講義
配当学年 2回生 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 木1
教員 神﨑 護 (農学研究科 教授)
柴田 昌三 (地球環境学舎 教授)
小杉 賢一朗 (農学研究科 教授)
松下 幸司 (農学研究科 准教授)
中谷 加奈 (農学研究科 助教)
正岡 直也 (農学研究科 特定助教)
内藤 大輔 (農学研究科 助教)
授業の概要・目的 日本の森林と林業について,①生態学的特性,②森林保全と管理の制度,③水資源と防災・減災,④景観管理の4つの視点から概説する.生態学的特性については,日本の自然環境に規定された森林と林業の特徴と,森林利用の歴史的な変遷について講述する.森林保全と管理の制度では,国有林と民有林の経営と管理に関連する法規や制度について講述する.水資源と防災・減災については,国土保全,水源涵養,洪水・土砂災害軽減に関する森林の機能と重要性について講述する.景観の管理と創出では,生物多様性保全や森林機能の保全に関して,里山や都市域の森林も視野に入れながら,景観レベルでの管理と再生のための創出の重要性について,講述する.
以上の4つの視点を通して人間社会における森林の果たす役割とその管理保全の重要性についての理解を深め,今後の専門科目と課題研究の基盤となる知識を得ることを目的としている.
到達目標 森林管理保全の制度と仕組みを理解し,今後の専門科目の履修や実習に必要な基礎知識を獲得することができる.また,森林の果たす多様な社会的な役割を理解することで,森林保全の必要性や意義についての正しい知識を得ることができる.
授業計画と内容 4人の教員が4つのテーマを分担して講述し,最後に社会的に問題となっている事象を題材にして解説を加える.

日本の森林と林業の生態学的な特徴(1~3回 担当 神崎)
1.日本の自然環境の特徴と森林生態系の特徴
2.日本の森林保全と管理の特徴
3.日本における森林保全と管理の生態史

森林保全と管理の制度(4~6回 担当 松下)
4.国有林野の管理経営
5.民有林行政と都道府県林業公社
6.森林所有者による森林管理

水資源と防災・減災(7~9回 担当 小杉)
7.森林の水源涵養機能
8.森林の防災・減災機能
9.国土保全,土砂災害軽減における砂防の役割

景観の管理と創出(10~12回 担当 柴田)
10.里山の景観と文化
11.生物多様性国家戦略と森里海連環
12.都市内の緑と周辺の緑の連結再生と創出

社会的に問題となっている森林をめぐる重大事象(13~14回)
13.近年発生した土砂災害と防災対策(担当 中谷・正岡)
14.気候変動と森林火災(担当 内藤)


期末試験

15.フィードバック 
成績評価の方法・観点 出席状況などの平常点(20%)と各担当教員が行う小テスト,レポート(80%)で総合的に評価する.

評価基準及び方針については,当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による.
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 新聞やテレビなどを通して,森林に関連する社会問題について情報を常に収集する.
教科書 授業中に必要な資料を配布する.
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