海洋微生物学I

科目ナンバリング U-AGR01 3A225 LJ81 開講年度・開講期 2021 ・ 前期
単位数 2 単位 授業形態 講義
配当学年 3回生 対象学生
使用言語 日本語 曜時限 月1
教員 吉田 天士 (農学研究科 教授)
授業の概要・目的 外洋、閉鎖性海域、深海、熱帯珊瑚礁や汚染海域など種々の海洋環境に生息する海洋微生物(細菌・古細菌)の多様性、特徴、代謝系やゲノムについて微生物学、生化学、分子生物学、ゲノム科学の面から講述し、海洋微生物の生命現象の基礎的な理解を目的とする。
到達目標 海洋微生物学に関する基本的事項を体系的に理解する。また最新の微生物の分類体系、海洋微生物生態系、微生物の代謝特性や最新のゲノム解析やその手法等についても説明できるようになる。
授業計画と内容 以下の課題について、1課題あたり1~2週(全15回)の授業を行う。
(1)微生物学の歴史【2週】
    微生物の研究の歴史を紹介することにより、海洋微生物学を概論する
(2)海洋微生物学における研究手法の発展【2週】
    微生物の採取、分離、培養、生理生態やゲノム科学的研究手法の概説
(3)海洋微生物の分類と多様性【2週】
    細菌・古細菌の分類法とゲノム情報から見た多様性
(4)海洋微生物の代謝と増殖【2週】
    微生物の増殖に必要な化学エネルギーを獲得する主要な代謝過程
(5)海洋微生物の分子生物学【2週】
    遺伝情報の構造と流れの基本的理解
(6)海洋環境と微生物生態系【1週】
    海洋微生物の代謝多様性と物質循環における役割
(7)深海熱水環境における微生物生態系【1週】
    特異で多様な(超)好熱菌の分布とその生理・生化学的特性や役割
(8)海洋ウイルス【1週】
    海洋微生物に感染するウイルスと生態学的役割
(9)海洋微生物からの遺伝子資源の開発【1週】
    海洋微生物のゲノム情報やメタゲノム解析からの遺伝子資源の開発
フィードバック方法は別途連絡します。
     
成績評価の方法・観点 レポート(2回、各10点)、試験(80点)により絶対評価する。
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
履修要件 「微生物学」「細胞生物学ⅠⅡⅢ」を履修していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 講義資料、「Essential細胞生物学」や「海の環境微生物学」(恒星社厚生閣)等の参考書を用いて適宜予習や復習をすること。講義は勉学の起点になるもので、講義のノートや資料を基に復習をして参考書とともに知識の体系化を図ること。
教科書 適宜関係資料を配布する。
参考書等 海の環境微生物学, 石田祐三郎・杉田治男編, (恒星社厚生閣)
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