刑事司法・警察行政
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・後期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 演習 |
配当学年 | 1・2回生 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 土3・4 隔週、2限連続 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 犯罪から「個人と社会の安全」を守るための政策の立案や行政の執行がテーマである。警察,検察での実務経験の豊富な複数の講師が,「我が国の犯罪や被害の現状とその対策」について講義する。犯罪に強い社会の実現のために何が必要かについて問題意識を持つとともに,裁判員制度の導入など我が国の刑事司法を取り巻く諸問題について理解を深める。 |
到達目標 | 犯罪に強い社会実現のための政策の必要性を認識し、時代の進展や社会の変化に応じて、その内容について自ら考えることの重要性を自覚する。 |
授業計画と内容 | 原則として、土曜日Ⅲ限、Ⅳ限の月2回連続講義 (12月5日、12月19日は、Ⅲ限のみ) 10月3日(勝丸)Ⅲ,Ⅳ限 世界一安全な国・日本の復活に向けて:我が国の刑事司法の仕組みと特質 10月17日(森内)Ⅲ,Ⅳ限 社会安全政策論(警察行政総論),発表課題の決定:犯罪情勢の推移と分析,犯罪抑止政策の理論と実践 10月24日(勝丸)Ⅲ,Ⅳ限 司法制度改革と裁判員制度:刑事司法の射程範囲(特に経済犯罪について) 11月7日(森内)Ⅲ,Ⅳ限 近親者間の犯罪(DV,ストーカー,児童虐待):組織犯罪対策(薬物犯罪) 11月14日(勝丸)Ⅲ,Ⅳ限 犯罪者の処遇と犯罪被害者の救済 11月28日(森内)Ⅲ,Ⅳ限 組織犯罪対策(暴力団犯罪):サイバー犯罪対策 12月5日(勝丸)Ⅲ限 外国人犯罪など国際化をめぐる諸問題 12月19日(森内)Ⅲ限 テロ対策:まとめ フィードバックについては、授業中に指示する。 |
成績評価の方法・観点 | 平常点とレポートで評価します。刑事司法と警察行政の点数配分は半々とします。 平常点は、出席状況、授業での発言、レポートの発表内容で評価します。勝丸、森内とも、初回の授業で各受講生の発表課題を決定しますので、10月3日及び17日の初回授業への出席が必須です。授業課程でのレポートのほか、別途、期末レポート(課題は授業で示します。)を課します。 欠席の場合は必ず前日までに講師に連絡すること。 4コマ以上の無断欠席者には単位を認定しません。 |
履修要件 | 特になし |
授業外学習(予習・復習)等 | 受講者が予め決められたテーマについて発表し、討論します。 京都刑務所見学の機会を設けます(希望者のみ参加)。 |
教科書 |
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参考書等 |
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