エネルギー資源政策論
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・後期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
配当学年 | 1・2回生 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 水3 |
教員 |
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授業の概要・目的 | エネルギーの安定的かつ低廉な供給の確保と効率的な利用は、国民生活や産業活動の基盤となるなるものである。他方、エネルギーの利用等に伴う温室効果ガスの排出は人類の生存そのものにも影響を及ぼしかねない問題となっており、原子力事故に伴う放射性物質による環境汚染への対応も喫緊の課題となっている。また、エネルギー問題は世界の政治・経済の状況等と密接な関わりを持っている。 本講義では、我が国が直面しているエネルギーに関する問題について、個別テーマ毎に実地経験に基づきつつ講義を行うことにより、エネルギー行政の動向と課題について理解を深め、今後の方向について検討することを目的とする。 |
到達目標 | 我が国のエネルギーに関する政策の考え方を理解することにより、今後の施策の立案に必要な基礎的な知識と思考方法を習得する。 |
授業計画と内容 | 1.講義のねらい、全体像について 2.エネルギー統計の読み方と我が国のエネルギー需給構造の特徴 3.主要エネルギー源の特徴について 4. 石油について 5.石炭・天然ガス・再生可能エネルギーについて 6.原子力をめぐる諸問題について 7.エネルギー政策の変遷とエネルギー基本計画、エネルギー需給見通し 8.エネルギー利用と環境問題について(地球温暖化問題を中心に) 9.エネルギーの効率的な利用(省エネ法とシステムとしての省エネ)・電力システム改革について 10.受講者による重要と考える政策についての意見の発表 各テーマに1~2回程度の講義時間を使用。 また、エネルギー政策に精通した現役の中央官庁高官、有識者等を招聘し、討議を行う機会を設ける。 フィードバックについては、授業中に指示する。 |
成績評価の方法・観点 | 期末試験と平常点(出席状況、意見の発表をはじめとする授業内での発言等)で評価する。その割合は6対4とする。 |
履修要件 | エネルギーに関わる基礎知識の有無は問わないが、エネルギー政策に関心のある学生の履修を望む。 |
授業外学習(予習・復習)等 | 授業の中で、次回の授業前に予習しておくべき文献を指示する。 |
教科書 |
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